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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科44巻11号

1990年11月発行

臨床研修セミナー 外来診療指針

III.癌検診外来

子宮体癌検診の実際とそのチェックポイント

著者: 西谷巌1 井筒俊彦1 吉崎陽1

所属機関: 1岩手医科大学産婦人科

ページ範囲:P.1018 - P.1021

文献概要

 近年,子宮体癌は著しく増加していることから,昭和62年度より,老人保健法(老健法)による子宮体癌検診が実施されている。
 とくに,高危険群(ハイリスクグループ)の設定によって,これまで罹患率が子宮頸癌のおよそ1/10と考えられていた子宮体癌は,検診による発見率が,ほぼ子宮頸癌と同率となり,子宮体癌検診には,未だ多くの問題点が残されている1)。そこで,子宮体癌検診について実施方法といくつかの問題点について述べたいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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