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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科44巻12号

1990年12月発行

文献概要

特集 最新治療薬ガイド1990 Ⅰ.腫瘍治療剤

2.子宮頸癌治療薬

著者: 清水敬生1 荷見勝彦1 増淵一正1

所属機関: 1癌研究会付属病院婦人科

ページ範囲:P.1049 - P.1052

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 子宮頸癌には,扁平上皮癌と腺癌があるが,本稿では頻度の高い前者に対する化学療法について述べる。扁平上皮癌は放射線に対する感受性が強く,局所再発に対しては放射線療法を優先するのが一般的である。その後の再発,あるいは全身転移に対しては化療が適応となる。1979年にBM(プレオマイシンとマイトマイシンの併用)療法の有効性が認められ,さらに1981年にCDDPが単独でも奏効することが報告されて以来,プレオマイシンとCDDPを中心に化療が展開されてきた。以下に主なプロトコールについて述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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