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特集 最新治療薬ガイド1990
Ⅰ.腫瘍治療剤
文献概要
子宮頸癌には,扁平上皮癌と腺癌があるが,本稿では頻度の高い前者に対する化学療法について述べる。扁平上皮癌は放射線に対する感受性が強く,局所再発に対しては放射線療法を優先するのが一般的である。その後の再発,あるいは全身転移に対しては化療が適応となる。1979年にBM(プレオマイシンとマイトマイシンの併用)療法の有効性が認められ,さらに1981年にCDDPが単独でも奏効することが報告されて以来,プレオマイシンとCDDPを中心に化療が展開されてきた。以下に主なプロトコールについて述べる。
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