文献詳細
特集 最新治療薬ガイド1990
Ⅰ.腫瘍治療剤
文献概要
1.対象と処方例
子宮筋腫では手拳大以下のものは積極的,外科的治療の対象にしない。しかし月経異常すなわち過多月経,頻発月経や月経困難症,さらには貧血など随伴症状が見られる場合,薬物療法や手術療法を考慮する。薬物療法のうち,漢方薬では筋腫そのものの縮小効果は期待出来ないが随伴症状の改善には有効である。
主として駆瘀血剤が選択される。したがって実証には桃核承気湯,中間証には桂枝茯苓丸,虚証には当帰芍薬散の応用が多い。
子宮筋腫では手拳大以下のものは積極的,外科的治療の対象にしない。しかし月経異常すなわち過多月経,頻発月経や月経困難症,さらには貧血など随伴症状が見られる場合,薬物療法や手術療法を考慮する。薬物療法のうち,漢方薬では筋腫そのものの縮小効果は期待出来ないが随伴症状の改善には有効である。
主として駆瘀血剤が選択される。したがって実証には桃核承気湯,中間証には桂枝茯苓丸,虚証には当帰芍薬散の応用が多い。
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