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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科44巻12号

1990年12月発行

特集 最新治療薬ガイド1990

Ⅰ.腫瘍治療剤

6.抗癌剤副作用防止用薬

著者: 波多江正紀1

所属機関: 1鹿児島市立病院産婦人科

ページ範囲:P.1058 - P.1060

文献概要

□次硝酸ビスマス(BSN)
1.対象と処方例
 シスプラチン(CDDP)を中心とした癌化学療法が広く実施されるようになり,嘔吐対策と並んで腎毒性防御が重要となってきた。従来より大量の補液によりCDDPが惹起する腎機能低下は防止し得ると考えられて来た。より安全,より少ない補液,患者拘束の短縮化,さらに可能であればより多量のCDDPを投与する目的のために次硝酸ビスマスが投与される場合がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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