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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科44巻12号

1990年12月発行

特集 最新治療薬ガイド1990

Ⅲ.抗菌剤

新しい抗菌剤の特徴と使用上の問題点

著者: 松田静治1

所属機関: 1江東病院産婦人科

ページ範囲:P.1082 - P.1083

文献概要

 感染症治療のための化学療法の主流はβ‐ラクタム剤が占めているが,最近はこれに新しいキノロン剤が加わりつつある。特にキノロン剤についていえば従来尿路感染症に用いられていたナリジクス酸(ウィントマイロン,NA)を初めとする旧キノロン剤に次いで抗菌スペクトルおよび抗菌力の増強された新キノロン剤がオフロキサシン(タリビット,OFLX)ほかぞくぞくと登場した。ここに述べる塩酸ロメフロキサシン(ロメバクト,LFLX),トシル酸トスフロキサシン(オゼックス,TFLX)は最も新しい薬剤である。β‐ラクタム剤ではセフェム剤の経口,注射剤の2,3が登場した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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