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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科44巻12号

1990年12月発行

特集 最新治療薬ガイド1990

Ⅳ.周産期用薬剤

妊娠中毒症に対する漢方治療

著者: 相羽早百合1

所属機関: 1至誠会第二病院

ページ範囲:P.1089 - P.1090

文献概要

1.対象と処方例
 妊娠中毒症は,妊産婦管理の進歩,および妊婦の自覚等により発症頻度は減少してきている。しかし,その本態あるいは原因については未だ明らかでない。また,近年児に対する影響が考慮され始めて以来,薬物療法より従来から行われている減塩,安静療法を中心とした保存的療法が主となっている。そこで登場するのが安全性が高い漢方薬である。
 中毒症に対する代表的なものに当帰芍薬散,五苓散,柴苓湯などがあげられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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