文献詳細
特集 最新治療薬ガイド1990
Ⅳ.周産期用薬剤
文献概要
□イソクスプリン
1.対象と処方例
切迫流産の中でも妊娠12週から24週までの後期切迫流産は,子宮収縮等,切迫早産に準じて考えるべきであり,治療法もそれに準じたものとなる。すなわち臨床症状として下腹部緊満感,下腹部痛や性器出血の訴えがあり,また診察で切迫流産を認めた場合には,超音波断層法で胎盤の位置,胎児生存などの確認を必ず行ってから切迫流産の治療を行う。治療は先ず安静臥床が必要である。それと同時に子宮収縮抑制剤としてイソクスプリンを投与する。以下に処方例を示す。
1.対象と処方例
切迫流産の中でも妊娠12週から24週までの後期切迫流産は,子宮収縮等,切迫早産に準じて考えるべきであり,治療法もそれに準じたものとなる。すなわち臨床症状として下腹部緊満感,下腹部痛や性器出血の訴えがあり,また診察で切迫流産を認めた場合には,超音波断層法で胎盤の位置,胎児生存などの確認を必ず行ってから切迫流産の治療を行う。治療は先ず安静臥床が必要である。それと同時に子宮収縮抑制剤としてイソクスプリンを投与する。以下に処方例を示す。
掲載誌情報