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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科44巻12号

1990年12月発行

特集 最新治療薬ガイド1990

Ⅳ.周産期用薬剤

2.流産治療薬

著者: 岡田清1 篠崎百合子1

所属機関: 1都立大塚病院産婦人科

ページ範囲:P.1090 - P.1092

文献概要

□イソクスプリン
1.対象と処方例
 切迫流産の中でも妊娠12週から24週までの後期切迫流産は,子宮収縮等,切迫早産に準じて考えるべきであり,治療法もそれに準じたものとなる。すなわち臨床症状として下腹部緊満感,下腹部痛や性器出血の訴えがあり,また診察で切迫流産を認めた場合には,超音波断層法で胎盤の位置,胎児生存などの確認を必ず行ってから切迫流産の治療を行う。治療は先ず安静臥床が必要である。それと同時に子宮収縮抑制剤としてイソクスプリンを投与する。以下に処方例を示す。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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