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特集 最新治療薬ガイド1990 Ⅳ.周産期用薬剤
3.子宮筋収縮緩和剤
著者: 本郷基弘1
所属機関: 1岡山赤十字病院産婦人科
ページ範囲:P.1092 - P.1094
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1.対象と処方例
交感神経受容体刺激剤に子宮収縮抑制作用が見出され,α作用を除いて臨床応用可能な薬剤として最初に開発されたβ受容体刺激剤である。しかし,β2作用のみならず,β1作用も不快な副作用として出現することが多いので,β1作用が少なくβ2作用が選択的に強い誘導体へと引き継がれて行っている。対象は切迫流早産患者全般である。
1.対象と処方例
交感神経受容体刺激剤に子宮収縮抑制作用が見出され,α作用を除いて臨床応用可能な薬剤として最初に開発されたβ受容体刺激剤である。しかし,β2作用のみならず,β1作用も不快な副作用として出現することが多いので,β1作用が少なくβ2作用が選択的に強い誘導体へと引き継がれて行っている。対象は切迫流早産患者全般である。
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