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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科44巻3号

1990年03月発行

雑誌目次

特集 婦人科癌発症のNatural history

[Overview]婦人科癌発症のnatural history

著者: 竹内正七

ページ範囲:P.195 - P.197

Ⅰ.癌発症のnatural history(自然史)とは
 一切の人為的介入のない条件で,癌がどのような経過やメカニズムによって発生し,それがさらに臨床的に認識しうる発症に至るのか,ということである。
 疾患の自然史という極念は,本邦ではあまり一般的でないが,欧米では,その疾患の全体像を理解する上に極めて重要な概念としてしばしば用いられている。

子宮頸癌の形態発生

著者: 山辺徹

ページ範囲:P.199 - P.202

 今日では,子宮頸部扁平上皮癌の少なくとも大部分が扁平—円柱上皮境界(squamo-columnar junction;SCJ)附近の円柱上皮域から発生することが広く認められてきている。すなわち,円柱上皮下の幼若細胞であるreserve cellの増殖,さらに異形成dysplasiaを経て上皮内癌に進展し,いずれ間質浸潤をきたして浸潤癌に至る過程が示されている(図1)。その病因論については明らかではないが,herpes virusとの関係が論じられたこともあり,さらに比較的最近になって,human papilloma virus(HPV)感染に基づくことを示唆するいくつかの知見が得られている。この点に関しては,本特集における「子宮頸癌」(p.203)にゆずることとし,ここでは,与えられたテーマに従って,形態学的立場から子宮頸癌の病理発生についてreviewをこころみることにする。

子宮頸癌

著者: 吉川裕之 ,   水野正彦

ページ範囲:P.203 - P.207

 ヒト乳頭腫ウイルス(HPV)の発癌性は子宮頸癌との関連でとくに注目されるようになった。子宮頸癌の原因としてHPVが研究されるようになった理由は,第1にHPVは性行為感染症である尖圭コンジローマの起因子であり,子宮頸癌が性行為と関連が深いという疫学的事実に一致すること,第2に,HPVは造腫瘍性が証明されているウサギやウシのパピローマウイルスと同属のウイルスであり,その造腫瘍性が充分疑われることであった。尖圭コンジローマの起因子であるHPV−6やHPV—11は,結果的には子宮頸癌にはほとんど存在しないことがわかったがこの検索の過程でHPV−16やHPV−18が発見され,これらは子宮頸癌に高率に検出されることがわかってきた。現在の研究の焦点は,遺伝子レベルでの発癌機講の解明と感染自体の自然史の解明であり,癌ウイルスの研究が癌の予防に進展することがもっとも期待される分野となってきた。

子宮体癌

著者: 蔵本博行 ,   上坊敏子 ,   秦宏樹 ,   大河原聡

ページ範囲:P.209 - P.213

 最近,アメリカでは婦人科癌のうち,子宮体癌がその発生頻度で第1位を占めるに至っている。本邦では,まだこれ程ではないにしろ,増加傾向にあることは明らかであろう。そのため,子宮体癌検診1)の普及がわが領域での重要な目標のひとつとなっているのもうなずける。しかし,頸癌検診の場合のように,体癌検診によって早期体癌ばかりでなく,前癌病変も効率よく発見できるのであろうか。残念ながら,yesとする解答が得られていないのが現状ではなかろうか。
 そのためには,子宮体癌がどのような過程を経て癌化していくのか,つまり体癌のnatural history(自然史)の解明が是非とも必要となるであろう。そこで,これに関する最近の知見を,われわれの成績も含めて述べることとしたい。なお,体癌自然史の解明はまだまだ端緒に着いたばかりであり,今後の詳細な仕事が必要なことも指摘しておきたい。

絨毛癌

著者: 金沢浩二 ,   安達茂実 ,   八幡剛喜 ,   田中憲一

ページ範囲:P.215 - P.218

 癌発生のnatural history,あるいはメカニズムが解明されるならば,癌の予防をもっと具体的に論じうるであろう。しかし,婦人科癌に限らずほとんどの臨床癌に関して,今日なお,その発生のメカニズムは明確にされていない。(妊娠性)絨毛癌は,妊娠にともなって発生する絨毛細胞をその母細胞とするから,男性および妊娠の既往の無い女性には発生しえない。正常な絨毛細胞と絨毛癌細胞との間にはいくつかの細胞生物的差異が観察され,絨毛癌細胞には癌としての特性が備わっており,また,実際の臨床においても絨毛癌患者の生命予後は重大である。しかしながら,正常な絨毛細胞が癌化する過程,あるいは胞状奇胎細胞が癌化する過程が,形態的に,機能的に,また分子生物学的にどのような変化であるかに関して,多くはなお推測の域をでない。
 本稿では正常な絨毛細胞,胞状奇胎細胞と絨毛癌細胞との細胞生物的差異の幾つかを概説し,その癌化の過程について若干の考察を試みたいと考える。

乳癌

著者: 松本圭史 ,   寺川直樹

ページ範囲:P.219 - P.223

 癌の最大の特長は異常増殖である。したがって,ホルモンと癌の関係についても,ホルモンによって癌の増殖が促進される場合が問題となる。このようなホルモン依存性癌は,ホルモンによってその標的細胞の増殖が促進されるような典型的な標的臓器から発生し,ホルモンによって酵素の誘導だけがおこるような非典型的標的臓器からは発生しない。このホルモン依存性癌には,性ホルモン依存性の乳癌,子宮内膜癌,前立腺癌と,蛋白ペプチドホルモン依存性の甲状腺癌,副腎皮質癌,性腺癌等が含まれる。しかし,患者数が圧倒的に多くて代表的なのがエストロゲン依存性の乳癌とアンドロゲン依存性の前立腺癌であり,特に乳癌である。本特集では乳癌発症のnatural historyについて述べよとのことであるが,乳癌発症においてエストロゲンが主役を演ずることを主に述べることにする。

総説

顕微受精法(microfertilization)に関する臨床的研究の現況

著者: 広井正彦 ,   井上正人 ,   小田原靖 ,   斉藤英和

ページ範囲:P.189 - P.194

 体外受精・胚移植(IVF・ET)および配偶子卵管内移植(GIFT)は今日では不妊症治療に広く用いられている。しかし,とくに夫の精子の数が少なかったり,運動率が低い場合や精子と卵子の膜の相互作用(sperm-ovum membrane interaction)における何らかの障害がある場合にはその成功率が極度に低いことが知られている。
 これを解決する一つの手段として,卵の透明帯や卵細胞質に対して顕微鏡下にて小手術を加え(microsurgical manipulation),精子の透明帯通過を容易にさせるか,精子を直接注入して強制的に受精させる方法が開発されるようになった。

臨床研修セミナー 術前術後のチェックポイント

術前検査(一般)

著者: 塚本直樹

ページ範囲:P.224 - P.227

 婦人科手術にも外来で簡単に行えるものから入院して十分な術前の検査と評価とを行ったうえで施行するものまで種々である。いずれにしても,手術は患者にとっては一大事である。術者は,手術を行う利点が患者にとってそのリスクをうわまわるということを常に念頭において,手術の決定を行わなければならない。
 言い古されていることではあるが,手術の適応は,①患者の生命を助ける,②患者の苦痛を取り除く,③奇形を矯正する,ことの何れかの条件に合致していなければならない。そうでない場合には,本当に手術の適応があるかどうかを再考する必要がある1)

術後疼痛

著者: 佐藤孝道 ,   笠井剛

ページ範囲:P.228 - P.232

 “痛み”は人間の最大の苦痛である。患者が医師に求めるのは“痛み”からの解放であることが昔も今も一番多い。同時に“痛み”は病態を診断する最も重要な症状の一つである。術後疼痛は,手術という物理的で明らかな,また比較的画一的な操作によって生じるものではあるが,時には“痛み”に対する医師のあるべき姿勢の原点に立ち戻って捉え直してみる必要がある。

感染症の予防と治療

著者: 山元貴雄

ページ範囲:P.233 - P.239

 感染症の発症には宿主側因子と細菌側因子が密接に関連している。
 宿主側因子としては,宿主の免疫低下状態,副腎皮質ホルモン剤,免疫抑制剤の投与さらには抗癌化学療法や放射線療法および外科的侵襲などが,一方,細菌側因子としては抗菌薬投与のroutine化による耐性菌,低感受性菌あるいは日和見菌の増加があげられる。

合併症手術の術前術後—DIC

著者: 塚原嘉治

ページ範囲:P.240 - P.242

 産婦人科では他科より大量出血に遭遇する機会が多く,とくに妊娠では合目的的な意味合いから凝固能亢進,線溶抑制がみられるなど,いわばDIC準備状態といえる環境下にある。なかでも早剥や各種産科操作時には子宮内にある凝固促進物質が流入してDICを発症し易い。弛緩出血や頸管裂傷などに伴う出血性ショックでも末梢循環不全を生じ,その結果凝固系カスケードを活性化せしめDICに発展することが多い。
 婦人科領域でもグラム陰性桿菌感染によるエンドトキシン・ショックや悪性腫瘍による組織破壊などが引き金となってDICが発生し易い。

合併症手術の術前術後—糖尿病

著者: 滝沢憲

ページ範囲:P.243 - P.246

 糖尿病Diabetes Mellitus(DM)は,決定的な障害,例えば糖尿病性腎症による著しい腎機能低下などが無い限り手術適応から除外されることはなく,婦人科疾患の手術適応が優先する。そこで手術適応のある婦人科疾患の手術に際し必要な手術前・中・後の糖代謝管理について述べる。

合併症手術の術前術後—腎障害

著者: 鈴木健治 ,   甘彰華

ページ範囲:P.247 - P.250

 産婦人科領域における腎障害合併手術は,主として妊娠中毒症,腎炎合併患者,子宮頸癌を主とする悪性腫瘍にともなう腎障害合併患者などについて問題となるが,特に婦人科手術における患者の高齢化は,術前術後の腎障害についての基本的理解が重要となる。

合併症手術の術前術後—心疾患既往患者の術前評価と術後管理の問題点

著者: 神山有史

ページ範囲:P.251 - P.254

 周術期は手術や麻酔そして予後に対する不安など精神的ストレス,経口摂取の制限や出血など循環血液量の変化,術後の疼痛,呼吸機能低下などにより神経的,内分泌的な変動を来し,心機能は影響される。したがって,心疾患既往患者の手術に際しては術前に心疾患の性質,心予備力を十分に把握し,心臓およびその他の臓器の機能をできるだけ正常化すること,術後は心臓への負荷を最少限にし心不全を予防しなければならない。長期使用薬剤は副作用を防止し,早期の投与再開により心機能を保つようにすることが重要である。

広汎性子宮全摘出術の術前術後管理

著者: 吉田良一 ,   松沢真澄

ページ範囲:P.255 - P.259

 広汎性子宮全摘出術は,長い間子宮頸癌の手術療法の主体であったが,近年集団検診の普及とともにCISが増加し広汎性手術の数は減少している。本術式は癌に対する根治性を目的としているため手術侵襲は大きく,術中出血の他,術後の膀胱,直腸の機能的障害や,併せて行われる骨盤リンパ節郭清に伴うリンパ流障害,死腔の感染症など種々の合併症が発症し,対策に苦慮することがしばしばある。また術式の改良や麻酔技術の向上,術前術後管理の改善に伴い,より高齢の患者に対しても手術適応が広がっている現在,術前の正確な臨床進行期の把握と共に,術前の患者管理の徹底は,術中,術後の合併症を未然に防ぐ上にも重要と思われる。本稿では,当センターで実際に行われている広汎性子宮全摘出術の術前,術後の管理および術後合併症の管理を中心に検討した。

座談会 これからの産婦人科医療・Ⅲ

これからの産科医療,高齢婦人科を考える

著者: 坂元正一 ,   武久徹 ,   新家薫 ,   松峯寿美 ,   松井幸雄 ,   武田佳彦 ,   青野敏博 ,   竹内正七 ,   鈴木秋悦

ページ範囲:P.260 - P.265

§産科には新生児科の知識が必須
§お産は月25件くらいにしぼって

原著

Breus' moleの頻度と病理的特徴について

著者: 有澤正義 ,   若浜陽子 ,   中山雅弘

ページ範囲:P.267 - P.269

 絨毛膜下あるいは絨毛膜間内血腫については小さなものも含めると正期産の20%に認められると報告されている。しかし,胎盤の胎児面でも明らかな血腫と認められるような大量絨毛膜下血腫は稀であり,Breus' moleと呼ばれている。診断基準は血腫の大きさが1cm以上でしかも絨毛膜と絨毛の間の血腫のために胎盤が非常に厚くなっているものとした。当センター病理で検索した11,703例の胎盤に12例のBreus' moleが認められた。胎盤の大きさは長径,短径は正常範囲と考えられるが厚さが1.5〜5.0cmであり,厚いものが多かった。常位胎盤早期剥離や辺縁出血などは21例中9例に認められた。また,鑑別すべきものとしては巨大なフィブリン沈着や血管腫があるが,それぞれの特徴的な割面や組織所見により鑑別は可能であった。臨床的特徴は,12例中8例が子宮内胎児死亡で子宮内胎児発育遅延も高率に合併していた。今回の報告は厳密な定義にもとづくBreus' moleについての頻度,特徴および鑑別について本邦で初めての報告である。

症例

Adenocarcinoma of the lower uterine segmentの1例

著者: 楠山洋司 ,   吉田恵 ,   馬渕義也

ページ範囲:P.271 - P.273

 Adenocarcinoma of the lower uterine segment(ALUS)の1例を報告する。ALUSは子宮頚部および体部腺癌とは別の疾患として最近注目を集めている。症例は52歳主婦で不正出血を主訴に来院,細胞診でcannon ball様異型細胞が出現していた。摘出子宮では腫瘍はLUSのみに限局し,組織診上endometrioid and serous typeのmixed typeの腺癌であった。
 ALUSは頚部と体部腺癌の鑑別困難症例の解析に必要な疾患であると考えられる。

妊娠中期に急速に増大した胎児仙尾部奇形腫の1例

著者: 淡路正則 ,   吉田幸洋 ,   野島美知夫 ,   高田道夫

ページ範囲:P.275 - P.278

 先天性奇形腫は正中線上に好発し,その頻度は約40,000例の分娩に1例というきわめて稀な疾患である。これまでは出生時に発見されることが多かったが,近年,妊娠中の超音波スクリーニング検査により胎児診断が早期になされるようになり,また外科的治療も可能とされてきている。本症例は妊娠20週の超音波スクリーニング検査では認められず,妊娠26週に行った超音波スクリーニング検査で初めて発見されたのちも急速に増大し,そのため妊娠27週でターミネーションに至らざるをえなかった症例である。

尿道憩室合併妊娠の1例

著者: 東矢俊光 ,   松井和夫 ,   藤崎俊一 ,   岡村均

ページ範囲:P.279 - P.283

 今回,妊娠分娩に合併した尿道憩室の症例を経験したので報告する。症例は,25歳で,妊娠16週3日に腟部の痛みが出現し,某産婦人科にて腟前壁の柔らかい腫瘤を指摘され,泌尿器科を紹介受診し尿道憩室や傍尿道嚢腫などを疑われていた。妊娠37週6日頃より腫瘤の増大と痛みが強くなったため,分娩目的にて当科紹介入院となり妊娠39週0日に2,970gの男児を経腟分娩した。産褥45日目に再入院し,ダブルバルーンカテーテルによる尿道の高圧造影を施行し尿道憩室の診断を得た。経腟的に尿道憩室摘除術を施行し,組織検査の結果,悪性所見はなかった。本症の妊娠および分娩時の取り扱いについては,症例数も少なく一般的な見解はないのが現状である。本稿では尿道憩室合併妊娠分娩について考察を加えた。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

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今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

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