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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科44巻4号

1990年04月発行

文献概要

特集 救急手技のポイント Ⅰ.基本手技

腹腔穿刺

著者: 篠塚孝男1 村上優1 藤井明和1

所属機関: 1東海大学,産婦人科教室

ページ範囲:P.302 - P.302

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 超音波検査の進歩により少量の腹水でも確認できるようになったが,腹水の原因を知るための質的診断手技として腹腔穿刺はいまだ重要であり,またベッドサイドで簡単な器具で容易にできる基本手技でもある。腹腔穿刺の目的は診断的穿刺と治療的穿刺に大別され,診断的穿刺はその穿刺液の性状より原因疾患を確定しようとするものである。治療的穿刺は排液,ドレナージと,近年さかんに行われている抗癌剤などの薬物注入のために施行する。ここでは腹腔穿刺の適応,基本手技,注意事項,合併症について説明する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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