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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科44巻4号

1990年04月発行

文献概要

特集 救急手技のポイント Ⅰ.基本手技

骨盤死腔持続低圧吸引法

著者: 竹田省1 木下勝之1 川添太郎2

所属機関: 1埼玉医科大学総合医療センター,産婦人科 2埼玉医科大学総合医療センター,麻酔科

ページ範囲:P.306 - P.307

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 広汎子宮全摘術では直腸側腔,膀胱側腔を開放するため,術後骨盤底に達する大きな死腔ができ,そこにリンパ液や血液等の浸出液が貯留し,放置すると感染巣となることが知られている。抗生剤の発達した今日でも,死抗炎の併発を予防する上で死腔の排液は重要である。
 以前は,骨盤死腔から,腟断端を介して体外へおいた経腟ドレーンが試みられたが,自然排液に委せたドレーンでは,浸出液の排液は不充分であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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