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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科44巻4号

1990年04月発行

文献概要

特集 救急手技のポイント Ⅱ.産科・婦人科

弛緩出血

著者: 本郷基弘1

所属機関: 1岡山赤十字病院,産婦人科

ページ範囲:P.326 - P.327

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 弛緩出血とは分娩第3期またはその直後に,子宮筋の収縮不全によるいわゆる生物学的結紮の欠如のため,胎盤剥離面からの出血が500ml以上におよぶものをいう。本症の発生には誘因が認められるので,リスク因子をもった分娩にあたっては,本症に対する配慮が望まれるのみならず,進んで積極的な予防策を講じて発症例の減少に努力すべきであろう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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