文献詳細
文献概要
特集 救急手技のポイント Ⅱ.産科・婦人科
癌性出血
著者: 荷見勝彦1
所属機関: 1癌研究会附属病院,産婦人科
ページ範囲:P.333 - P.333
文献購入ページに移動Ⅰ.性器出血の鑑別診断(図1)
まず,出血が癌によるものか否かを決定する。主訴,History(妊娠歴,分娩歴,月経歴を含む)を聞き,出血に関しては,出血量,出血期間,持続性か否か,月経との関連などを詳細に記録する。
検査は,血算,血沈,出血凝固に関する検査をすると共に,細胞診(腟および子宮頸部)を施行する。
まず,出血が癌によるものか否かを決定する。主訴,History(妊娠歴,分娩歴,月経歴を含む)を聞き,出血に関しては,出血量,出血期間,持続性か否か,月経との関連などを詳細に記録する。
検査は,血算,血沈,出血凝固に関する検査をすると共に,細胞診(腟および子宮頸部)を施行する。
掲載誌情報