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特集 救急手技のポイント Ⅲ.胎児・新生児
骨折
著者: 谷口和彦1
所属機関: 1静岡県立こども病院,整形外科
ページ範囲:P.349 - P.349
文献購入ページに移動 分娩骨折は,頭位にせよ骨盤位にせよ,難産に合併する。難産は体重予測によりある程度予防できるので,分娩外傷は少なくなってゆくと思われる。分娩骨折の部位は鎖骨が最も多く(90%),次いで上腕骨,大腿骨にみられる。前腕骨や下腿骨には極めて稀である。
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