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特集 救急手技のポイント Ⅲ.胎児・新生児
頭蓋内出血
著者: 久保隆彦1
所属機関: 1高知医科大学,産科婦人科学教室
ページ範囲:P.351 - P.353
文献購入ページに移動 周産期医療の充実にともない,極小未熟児,超未熟児でさえも救命できるようになり,我々の医療の対象となってきたことは特筆すべきである。このような背景の中で,主要死因として注目されてきたのが頭蓋内出血である。なぜなら,その発生頻度は1,500g以下の児では20〜50%にものぼり,しかも,本疾患の短期ならびに長期予後が極めて不良であるためである。それゆえ,本疾患の予防ならびに迅速な診断・適切な管理が要求されている。
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