文献詳細
特集 救急手技のポイント
Ⅳ.手術損傷
文献概要
術中の腸管損傷は大部分が癒着剥離に伴うものである。初回開腹時においても炎症による癒着がみられるが,主に再開腹手術に伴う1)炎症性と,2)癌性癒着に大別できる。また腸管そのものの損傷のほか腸間膜の損傷もある。いずれにしても損傷しないことが最も大切であるが,ここでは主に損傷時の修復の手技とポイントについて言及する。
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Ⅳ.手術損傷
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