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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科44巻4号

1990年04月発行

特集 救急手技のポイント

Ⅳ.手術損傷

術後イレウス

著者: 植田国昭1

所属機関: 1都立駒込病院,産婦人科

ページ範囲:P.373 - P.375

文献概要

Ⅰ.術後イレウスの分類
 1)癒着性イレウス
 術後2〜3週以後におこることが多い。炎症がなければ初期には体温は正常であるが,脱水が進むと次第に発熱してくる。鼓腸や腹痛は限局性のことが多い。
 2)絞扼性イレウス 癒着の他に腸間膜血管の血行停止を伴うもので,重篤な症状を呈してくる。腸壊死を発生する危険がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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