文献詳細
特集 救急手技のポイント
Ⅳ.手術損傷
文献概要
Ⅰ.術後イレウスの分類
1)癒着性イレウス
術後2〜3週以後におこることが多い。炎症がなければ初期には体温は正常であるが,脱水が進むと次第に発熱してくる。鼓腸や腹痛は限局性のことが多い。
2)絞扼性イレウス 癒着の他に腸間膜血管の血行停止を伴うもので,重篤な症状を呈してくる。腸壊死を発生する危険がある。
1)癒着性イレウス
術後2〜3週以後におこることが多い。炎症がなければ初期には体温は正常であるが,脱水が進むと次第に発熱してくる。鼓腸や腹痛は限局性のことが多い。
2)絞扼性イレウス 癒着の他に腸間膜血管の血行停止を伴うもので,重篤な症状を呈してくる。腸壊死を発生する危険がある。
掲載誌情報