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症例
子宮脱の頚部にatypical stromal cellsを伴った1例
著者: 楠山洋司1 細道太郎2 馬渕義也2 横田栄夫2
所属機関: 1和歌山県立医科大学第二病理 2和歌山労災病院産婦人科
ページ範囲:P.459 - P.461
文献購入ページに移動患者は54歳閉経婦人で,子宮脱のため子宮摘出術を施行した。leiomyomatosis,cystic glan—dular hyperplasia of the endometriumに加え頚部に多数のASCを認めた。酵素抗体法では,筋肉系,リンパおよびhistiocyte系,神経系,上皮系いずれのマーカーとも本例では陰性であった。
ASCは頚部肉腫の診断時,鑑別疾患に加えなければならない疾患であると考えられる。
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