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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科44巻6号

1990年06月発行

特集 抗癌剤の使い方

Topics

腹腔内投与

著者: 平林光司1

所属機関: 1国立福山病院産婦人科

ページ範囲:P.477 - P.479

文献概要

 1988年2月San Diego,Californiaにて第2回Interna—tional conference on intracavitary chemotherapyが開催された。このことは,たんに腹水抑制のために抗癌剤を注入するという姑息的考え方から,腹腔内投与によって治癒をめざす考え方に大きく進歩したことを如実にものがたっている。即ち,腹腔内投与法が経動脈,静脈投与法と並んで治癒を目的とした投与経路として検討され始めたのである。このような背景をふまえて臨床に即した腹腔内投与法について述べたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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