icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科44巻9号

1990年09月発行

特集 Safe motherhood—リスクファクターの再評価

[Overview]Safe motherhood(母性保護)とは

著者: 森山郁子1 一條元彦1

所属機関: 1奈良県立医科大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.725 - P.730

文献概要

 最近,わが国における周産期死亡率,新生児死亡率は著しく低値となった。ME機器の開発とNICUの活用が大きく貢献したといえる。一方,妊産婦死亡率は文明圏としては最も高く,高度経済成長を遂げた国といい難い。しかも最近5年間の妊産婦死亡率の推移はほぼ横這で,飛躍的低下が見込めないのである。
 Safe motherhood母性保護の面からもわれわれ産婦人科医は日常の妊産婦診療に思い切った軌道修正が必要であるように思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら