文献詳細
今月の臨床 子宮筋腫—こんなときどうするか
診断手技—どこまでわかるか
文献概要
近年医療機器が飛躍的に進歩し,とくに超音波断層法,内視鏡検査が子宮筋腫の診断に応用され,その正確性がさらに増してきた。子宮卵管造影法(hysterosalpingography:HSG)は古くから用いられている婦人科疾患診断法であるが,現在でも不妊症の診断,なかでも卵管因子の検索にはなくてはならない検査法であり,その際に不妊症,不育症の原因として子宮筋腫が発見される場合がある。
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