文献詳細
文献概要
今月の臨床 子宮筋腫—こんなときどうするか 治療をめぐるコントラバシー
20.全摘出術
著者: 井町正士1 塚本直樹1
所属機関: 1九州大学医学部産婦人科
ページ範囲:P.1184 - P.1185
文献購入ページに移動 子宮筋腫の多くは30歳代,40歳代の性成熟期婦人に生じ,臨床症状を訴えて手術の適応となる場合には,既に何人かの子供を有していることが多い。そのため子宮筋腫の手術方法としては,妊孕性の温存を目的とした筋腫摘出術ではなくて,ほとんどの症例では子宮摘出術が選ばれる。
掲載誌情報