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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科45巻10号

1991年10月発行

今月の臨床 子宮筋腫—こんなときどうするか

治療をめぐるコントラバシー

21.分娩様式—経腟か帝切か

著者: 越野立夫1 西島重光1

所属機関: 1日本医科大学第一病院産婦人科

ページ範囲:P.1186 - P.1187

文献概要

 子宮筋腫は性成熟期の女性に最も多く発生する良性腫瘍であり,30歳以上の女性の20%に見られる。妊娠に合併する頻度は0.3〜2.5%といわれている1)。超音波断層法の普及,職業婦人の増加に伴う晩婚化,高齢出産の増加,子宮筋腫発生の若年化などにより子宮筋腫合併妊娠に遭遇する機会が増えてきた。本稿では,分娩様式に影響する子宮筋腫の妊娠中の変化と経腟分娩か帝切分娩かの分娩様式決定方法について述べることにする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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