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文献概要
今月の臨床 計画妊娠—合併疾患への対応 膠原病
14.SLE
著者: 八神喜昭1 青木耕治1
所属機関: 1名古屋市立大学医学部産科婦人科学教室
ページ範囲:P.1274 - P.1276
文献購入ページに移動SLEの概念と診断
SLEは20〜30歳代の妊娠可能年齢層の女性に好発する全身性自己免疫疾患である。SLEの診断として現在では,表1に示したごとく,1982年に改訂されたアメリカリウマチ協会の診断基準に従って,11項目のうち4項目以上が同時に陽性,あるいは経時的に観察期間をおいても常に陽性の場合,SLEと診断されている。
SLEは20〜30歳代の妊娠可能年齢層の女性に好発する全身性自己免疫疾患である。SLEの診断として現在では,表1に示したごとく,1982年に改訂されたアメリカリウマチ協会の診断基準に従って,11項目のうち4項目以上が同時に陽性,あるいは経時的に観察期間をおいても常に陽性の場合,SLEと診断されている。
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