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今月の臨床 計画妊娠—合併疾患への対応 血液疾患
17.再生不良性貧血
著者: 溝口秀昭1
所属機関: 1東京女子医科大学内科
ページ範囲:P.1284 - P.1285
文献購入ページに移動 再生不良性貧血は汎血球減少症と低形成骨髄を特徴とする疾患である。管理のポイントは①貧血による胎児死亡や分娩時ショックに対する対策,②白血球減少による感染や敗血症の対策,③血小板減少による出血傾向の対策である。
さらに,妊娠経過中に発症する例や分娩あるいは中絶によって改善する例のあることから,妊娠が本症の発症や増悪に関係している可能性がある。したがって,患者の状態によって妊娠の許可や継続の可否などが問題になる。
さらに,妊娠経過中に発症する例や分娩あるいは中絶によって改善する例のあることから,妊娠が本症の発症や増悪に関係している可能性がある。したがって,患者の状態によって妊娠の許可や継続の可否などが問題になる。
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