電子走査経腹プローベ
産婦人科領域の超音波診断装置は,パルス波診断装置,ことに断層像を得ることを目的にしたBモード画像,あるいはパルスドプラ装置(カラードプラを含む)が用いられている。これらの装置はいずれも高速で電子走査を行うのが特徴であり,臨床応用に際しては,リニアあるいはコンベックス型が主流となっている。本稿では紙面の関係でこの基本形を中心に解説を加える(図1)。
雑誌目次
臨床婦人科産科45巻12号
1991年12月発行
雑誌目次
特集 エコー 診療マニュアル
基本手技と適応
1.経腹プローベ
著者: 穂垣正暢
ページ範囲:P.1353 - P.1355
2.経腟プローベ
著者: 小林充尚
ページ範囲:P.1356 - P.1358
正常子宮の経腟縦断像(前傾子宮)(図1)
排尿後に経腟プローベを腟内に挿入して行った縦断スキャンでは,この写真の如く向って右が子宮腟部側,左が体部にあたる位置において,子宮頸部上部から体部1部にかけての経腟縦断像が示されている。プローベの面の傾斜,移動により目的の部分をみることが出来る。正常の排尿後前傾子宮では,プローベが通常は前腟円蓋に位置しているので,このような像が得られる。
3.カラードプラー
著者: 秦利之 , 秦幸吉 , 北尾学
ページ範囲:P.1359 - P.1361
超音波カラードプラー法は,心血管腔内の血流方向,速度および速度の分散の情報をカラーで超音波断層図上に実時間で重ねて表示するため,血流および血管の同定が非常に容易に行えるようになった。そのため,対象となる血管が細く,その走行が複雑な胎児や女性骨盤内血管の血流の同定には非常に有効である。
本稿では,カラードプラー法の産婦人科領域への応用に際しての必要な基本的な原理などについて解説する。
4.循環動態
著者: 河村堯
ページ範囲:P.1362 - P.1363
パルス・ドプラ法の適応
胎児循環の異常をもたらす代表的な原因として先天性心奇形,不整脈,胎児水腫,胎盤機能不全にともなう胎児仮死やIUGRなどがある。これらの循環機能異常を知るには超音波断層法,超音波Mモード法や超音波血流計測による評価がよく,一般的にはパルス・ドプラ法やカラー・ドプラ法が一般に用いられる。
婦人科
5.子宮筋腫
著者: 田中善章
ページ範囲:P.1364 - P.1366
子宮筋腫(筋層内筋腫核および漿膜下筋腫核)(図1)
子宮体部に約10cmの筋層内筋腫核,底部に約4cmの漿膜下筋腫核を証明する。子宮筋腫核は正常子宮筋層とは明瞭な境界によって区別され,その内部は渦巻状,斑紋状のwhorled patternと呼ばれる特有のエコーを示す。このwhorled patternは摘出標本の所見でわかるように,筋腫核内の筋束走行を反映するものである。したがって筋腫核割面が平滑な場合はこのwhorled pat—ternの不規則性が減弱し,びまん性充実部としてとらえられる。子宮底部にみられる漿膜下筋腫核の内部エコーはそのような所見を示している。また漿膜下筋腫核は子宮本体より外方に突出した形で証明され,筋層内筋腫核に比べて子宮本体の形状に与える影響は少ない。`
6.内膜症
著者: 本田育子
ページ範囲:P.1368 - P.1370
卵巣と子宮間の癒着像(図1)
子宮内膜症Ⅲ,Ⅳ期例では,卵巣は子宮の後方に癒着し,チョコレート嚢胞の存在は卵巣を巻き込み,排卵や卵子のpick-upが障害される。子宮内膜症の超音波診断では,この卵巣の癒着とチョコレート嚢胞の判定がポイントとなる。図1は経腟超音波横断走査で描出された子宮と右卵巣を示している。図1Aは卵巣と子宮の間に腸管の動きが認められ,卵巣と子宮の間に癒着はないと判定される。卵巣にチョコレート嚢胞は認められない。図1Bの右卵巣は子宮側方に接して描出され,経腟プローブを移動させても子宮と卵巣の間にずれは生じす,子宮と卵巣は一緒に動き,卵巣と子宮の間に癒着ありと判定される。卵巣にチョコレート嚢胞は認められない。
7.子宮体癌
著者: 和泉佳彦
ページ範囲:P.1372 - P.1373
症例1 70歳,子宮体癌Ⅰ期(図1)
子宮はほぼ正常大だが,子宮体部中央に周囲の筋層に比べて高輝度な塊状エコーが認められる。高輝度な塊状エコーは子宮体部にとどまり頸管への浸潤は見られない。健常筋層の厚さは比較的厚く,筋層浸潤が少ないと思われる。摘出標本では,腫瘤は子宮底部の内膜に見られる限局型,外向型の腺癌で,頸管浸潤や筋層浸潤はみられなかった。
閉経前には月経周期に伴って子宮内膜像の経時的な変化があり,特に分泌期中期には超音波断層法で高輝度な塊状エコーを観察することができる。しかし閉経後の子宮内膜は萎縮しており,超音波断層法でエコーの見られないことが多い。子宮体癌の好発年齢は50歳代の後半であり,患者の約75%は閉経後であるため閉経後に高輝度な塊状エコーが認められる時は精査が必要と思われる。
8.子宮頚癌浸潤度
著者: 赤松信雄
ページ範囲:P.1374 - P.1376
右子宮傍組織浸潤(経直腸ラジアル走査によるほぼ水平断面像)(図1)
左子宮傍組織はほぼ正常と考えられ,直腸内バルーンの充満により拡張された直腸によって弓状に伸展され,子宮頸に連なる先細りの前側方に凸な三角形エコーとして描出されている。内部は低エコーよりなるが,膀胱側の子宮動静脈の部位は高エコーを示している。子宮癌浸潤により右子宮傍組織は肥厚し,一断面での長さ,幅が増加して描写される。子宮傍組織エコー中央での幅が10mmを超えると,子宮傍組織浸潤が多い。この症例では11mmになっている。また子宮頸の右方偏位も認められる。
9.化学療法中の卵巣癌のフォローアップ
著者: 京哲 , 井上正樹
ページ範囲:P.1377 - P.1379
卵巣癌の再発像(図1)
卵巣癌(serous cystadenocarcinoma)stageⅢcにて単純子宮全摘術および両側付属器摘出術施行,肉眼的には病巣はほぼ摘出し,術後約1年半にわたりcyclic PAC療法を行うも,腫瘍マーカー(CA125)の上昇が認められた症例。
ダグラス窩に腹水が貯留し,腹膜面より腹腔内に突出する境界不整で乳頭状,内部に一部echo free spaceの混在する充実性腫瘤が認められる。この像は画像診断上典型的な悪性所見を呈しており,腹膜面における卵巣癌の再発像と考えられた。
10.卵巣良性腫瘍
著者: 綱脇現
ページ範囲:P.1380 - P.1381
単房性の嚢胞性腫瘍(図1)
子宮はやや肥大しているが内膜は正確に読影できる。腫瘤は子宮に隣接し単房性の嚢胞性腫瘍である。大きさは57×83×53mm。腫瘍壁(被膜)は肥厚もなく均一で底部輪郭も明瞭である。輝度も低い。嚢胞内への突起や隆起は認めない。腫瘍内容は浮游物もなく均一なエコー像である。多方向より慎重に走査するも乳頭状像や奇異な像は全く認められなかった。従って,超音波断層診断では腫瘍壁,腫瘍隔壁そして内部エコー像のどれをとっても悪性とは言えず,術後組織診も良性であった。
11.皮様嚢腫
著者: 東政弘
ページ範囲:P.1382 - P.1384
症例1:35歳 1回経妊1回経産(図1)
現病歴:無月経にて近医受診。妊娠12週。超音波検査で充実性卵巣腫瘍を指摘される。
超音波所見:子宮の右上方に117×106×66mmのsolid partとcysticpartよりなる嚢腫を認める。 solidpartは比較的均一な高輝度エコーで,その表面は平滑であり,複雑な内部構造は認められない。一部は鏡面像に見える。cystic partの中にもやや輝度の高い短い線状エコーをわずかに認める。嚢胞壁は薄く不規則な肥厚は認められない。図には示してないが子宮内に11週4日相当の胎児および胎児心拍を確認する。右卵巣嚢腫の充実部分はone slice CT検査でnegativedensityであった。
12.卵巣癌—嚢胞性
著者: 落合和徳 , 渡辺明彦
ページ範囲:P.1385 - P.1387
卵巣腫瘍の病理組織学的分類が改訂され,現在組織発生による分類が使用されている。以前はより臨床病理学的所見を基盤とする旧日産婦分類が用いられ,卵巣腫瘍は割面所見より嚢胞性と充実性に分類されてきた。これは臨床家にとって手術時の肉眼所見から予後を推定する上で都合がよかったが,この分類では腫瘍のほとんどが嚢胞性であっても一部に充実部を有せば充実性として表現したので誤解されやすい一面もあった。本稿では卵巣癌において嚢胞部がdominantなものを嚢胞性,そしてほとんど充実部が占めるものを充実性(次項目)としてその超音波診断の実際について述べる。
13.卵巣癌—充実性
著者: 落合和徳 , 渡辺明彦
ページ範囲:P.1388 - P.1389
症例 S.I.16歳(図1)
1ヵ月前より腹部膨満感,嘔気があり,近医受診,腹部腫瘤を認め精査のため来院した。既往歴はなし。臍上に達する腫瘤を触知し,腫瘍マーカーはAFP 16000 ng/ml,CA 125 2200 U/ml,CAM PAS(+)であった。
超音波像:充実部を主体とした腫瘤で内部に出血,壊死を思わせるecho freeな部分,あるいは嚢胞部分の混在する像を認める。充実部分は不均一であり,それぞれの境界も不整である。付属器領域にこのような腫瘤を認めた場合,卵巣癌を疑わなければならないが,その原発臓器をめぐり鑑別すべき疾患は多数あり,年齢,病歴,身体所見,腫瘍マーカー値,他の画像診断を含め総合的に診断する必要がある。手術診断は右側卵巣に発生したYolk sac tumor,stage IIcで右側付属器摘出術と左卵巣楔状切除,大網部分切除を行い,術後PVB療法を施行した。
14.胞状奇胎
著者: 牧野田知 , 田畑雅章 , 田中俊誠 , 藤本征一郎
ページ範囲:P.1390 - P.1391
全胞状奇胎の子宮矢状断面像(妊娠14週)(図1)
子宮は外径110mm×93mm,内径95mm×75mmと拡大し,通常のこの週数の胎嚢径(Gesta—tional Sac Diameter=GSD)に比し,ほぼ同等か若干増大している。子宮内腔には羊水・胎児などは認められず,子宮壁を構成する子宮筋層より高輝度(high echogenic)な顆粒状(granular)の部分が左上部2/3を占めており,この高輝度部分の中に直径2.0〜8.0mm程度の超音波透過部分sonolucent area)が多数存在している。これらは奇胎嚢胞の小胞(vesicle)を示していると考えられる。また右下方に数個みられる直径10mm以上の嚢胞状(cystic)の超音波透過部分は奇胎内の出血部分と考えられる。なお,奇胎嚢胞は妊娠の進行にともなって妊娠8.5週で直径約2mm,妊娠18.5週で約10mmへと増大するといわれ1),解像力の悪い超音波装置が主流であった時代には,奇胎嚢胞が大きくなってはじめて子宮内腔に多数の嚢胞の存在を示す吹雪状形態(snowstorm appearance)が認められ,これが胞状奇胎の典型的超音波像といわれてきた。現在では超音波装置の解像力の進歩にともない,妊娠の第1三半期から認められる上図のような所見が胞状奇胎の典型的像といわれている。
15.絨毛癌
著者: 金沢浩二
ページ範囲:P.1392 - P.1393
症例1 23y/o,0-0−1-0,
診断:組織確認転移性絨毛癌(図1)
入院時(未治療)の経腹超音波断層像である。尿hCG 4,864,000 iu/day。
子宮体部後壁の筋層に連続する超手拳大,球状の腫瘤病巣陰影が,子宮腔を前方へ圧排するように描出されている。全体として,high echogenicな充実性陰影で占められており,中に大小不同,不整形,辺縁不規則,echo freeな陰影が混在し,腫瘤内の出血,変性・壊死による組織融解をうかがわせる。一見して,胞状奇胎,とくに出血,変性・壊死を伴う胞状奇胎の断層像に類似しており,鑑別は必ずしも容易でない。なお,本例は両側性卵巣貯留嚢胞をともなっていた。
16.乳癌
著者: 藤倉雄二
ページ範囲:P.1394 - P.1395
症例1 52歳 乳癌T2
図1は同一症例を異なる周波数で観察したものである。左の腹部用探触子3.5MHzでは何か不整形の低エコー腫瘤があるなという程度であるが右の表在臓器用探触子7.5MHzでは一見して癌とわかる。形状は不整形で辺縁は粗雑,内部エコーも不均一である。いずれも悪性を示唆する所見であり,特に最初に挙げた形状は良悪性の鑑別に最も有用とされている。
17.乳腺症
著者: 藤倉雄二
ページ範囲:P.1396 - P.1396
症例1 35歳 乳腺症
図1は両側の乳腺症で両側にcystが散在し,solid massこそ認められないが乳腺の内部エコーも不均一である。乳腺症の超音波所見は多彩であるが,この例はよく見られる一つの典型例である。
18.卵胞計測
著者: 久保春海
ページ範囲:P.1397 - P.1400
卵胞計測のための基本画像
近年,不妊症診療において超音波卵胞計測はますますその重要性が増加してきている。卵胞計測を行う場合,経腹プローブを用いるよりも経腟プローブを用いた方が,画像の鮮明度や操作性において格段に優れている。図1は経腟プローブによって得られる基本的な卵胞計測のための画像を示している。すなわち,経腟プローブを腟内に挿入して,両側腟円蓋部から後腟円蓋部方向にプローブ先端をスキャンしてゆくと,まず太い内腸骨静脈の血流像(V)とそれよりやや細く,拍動する内腸骨動脈像(A)を明瞭にとらえることができる。この2本の血管の走行に沿ってプローブを移動させてゆくと,やがて数個の大小卵胞を含む卵巣像(OV)を認める。この図の卵胞は1個であるが,最大卵胞径(MFD)21mmで性周期D14日目における成熟卵胞(MF)である。この卵胞はD15で自然周期に排卵し,その後,妊娠にいたっている。卵胞計測法としては最大卵胞径のみを計測する場合と2方向,3方向あるいは卵胞面積を求めて,より正確に成熟度を判定しようとする試みがあるが,筆者は臨床上最大卵胞径1方向のみの計測で十分卵胞成熟度は判定し得ると考えている。しかし,卵胞成熟度と卵子の成熟度には排卵刺激を行った場合,多少の差が生じることが報告されている。
19.経腟採卵
著者: 関守利 , 土屋清志 , 伊藤理廣 , 竹内巧 , 伊藤郁朗 , 篠崎博光 , 伊吹令人
ページ範囲:P.1401 - P.1403
子宮動静脈の下降枝に注意(図1)
採卵時に注意しなければならないのは,血管穿刺による腹腔内出血である。図に示す,子宮動静脈の下行枝は穿刺時に見逃し易い。まず,超音波像で子宮静脈の下行枝を見つけ,それに接する部分に子宮動脈下行枝の拍動を観察することで診断する。穿刺ルートに血管が入らない位置にプローブを動かす必要がある。
20.リング位置の確認と除去
著者: 井上幾雄 , 宮川勇生
ページ範囲:P.1404 - P.1405
優生リングを装着している症例(図1)
経腟走査法でプローベを前腟円蓋部に入れ,横断面で子宮を描写している。子宮のほぼ中央部で,音響陰影を伴ったリング状の高輝度エコーが見られる。プローベの角度を変えて得られた断層像より優生リングと確認された。
21.術後腹壁合併症
著者: 坂倉啓一 , 岩田嘉行
ページ範囲:P.1406 - P.1407
術後腹壁合併症には,術後,数日から一週間位で症状の出現する早期の合併症と,術後数ヵ月から数年後に見られる合併症がある。前者には創部血腫,創部膿瘍があり,後者には腹壁瘢痕ヘルニア,腹壁癒着がある。
産科
22.妊娠初期の胎児発育—5週
著者: 竹村秀雄
ページ範囲:P.1408 - P.1409
妊娠5週の経腟エコー像(図1)
経腟エコーによる子宮の縦断面画像である。使用機器は持田社製Sonovista-SLCでメカニカルセクター方式の経腟プローブを用い,使用周波数は7.5MHzである(以下1412ページ図1まで同機種による)。ブラウン管上の表示のまま呈示しているので,実際の子宮位置より90°反時計方向に回転していることに注意して頂きたい。
子宮体部に11.1×10.3×8.6mm,平均10mmの胎嚢があり,その内面の子宮底側に接して直径2.8mmの卵黄嚢が見えるが,胎芽も心拍動も見えない。胎嚢の周囲を強いエコーを示す部分(white ring)が取り囲んでおり,これは絨毛と脱落膜に相当する。この症例は,最終月経起算5週3日で,基礎体温でも同様と思われた。その後妊娠6週,8週には経腟エコーにより,妊娠10週には経腹エコーにより頭殿長計測を行い週数相当であった。
23.妊娠初期の胎児発育—8週
著者: 竹村秀雄
ページ範囲:P.1410 - P.1411
妊娠8週3日の胎児前額断面像(図1)
最終月経起算で妊娠8週1日の胎児前額断面像である。経腟エコーでは矢状断面像が得られることは少なく,この図のような前額断面像での観察が中心となることが多い。頭部がやや背側で切れているために第4脳室が大きくみられ,あたかも頭部は一つの脳胞のように見えているが,もう少し腹側で切ると側脳室内に脈絡叢が見えることもある(妊娠6,7週の頭部は単脳胞で占められている)。上,下肢は躯幹から左右に突き出したように見えており,両下肢の間には尾部が突出している。頭殿長は15mmで8週3日と推定した。その後11週で行った経腹エコーでも頭殿長は2日分大きかった。羊膜も良く見えており,羊膜と絨毛膜との間,つまり胚外体腔内に卵黄嚢(直径4.3mm)がくっきりと見えている。
24.妊娠初期の胎児発育—10週
著者: 竹村秀雄
ページ範囲:P.1412 - P.1413
妊娠10週1日の胎児前額断像(図1)
経腟エコーによる妊娠10週1日の胎児の前額断面像である。大きな頭部の中心には第3脳室が見られ,胞実質が充実してきている。上肢は左右に突出して見えるが,プローブを腹側,背側にずらすと肘で屈曲し手を顔面に近づけていることが分かる。下肢も膝関節で曲げ足面を合わせるようにしているのであるが,この断面では大腿部の断面のみが見えている。大腿部と尾部はほぼ同じレベルとなり,頭殿長は28mmである。羊膜腔は増大して絨毛膜腔内の大部分を占めるようになり,胚外体腔は狭くなっている。
25.週数の修正
著者: 太田孝夫
ページ範囲:P.1414 - P.1415
大横径の描出法と計測法(図1)
1)児頭の横断走査によりmidline echoを描写する。
2)超音波ビームがmidlineに直交するようプローブの走査方向(リニア走査のプローブではその長軸方向)の角度を決める(midline echoは画面上,水平となる)。
26.流産
著者: 篠崎百合子 , 猪俣吉広
ページ範囲:P.1416 - P.1417
妊娠早期の胎芽死亡(図1)
妊娠8週2日の稽留流産の経腟超音波像である。約2.5cmの胎嚢(gestational sac:GS)の中に7mmの胎芽像を認めたが,その中に心拍動は見られなかった。右画面のMモードで律動的な心拍動が認められないことを確認,記録した。
この症例は不妊治療後の妊娠例であり,妊娠5週1日で経腟超音波断層法にて胎児心拍が認められた。その後妊娠7週後半より少量の性器出血があり8週2日に来院,再度検査したところ図1のような所見であり,妊娠早期の胎芽死亡と診断できた。子宮内容除去術を3日後に予定していたところその前日に下腹部痛,出血増量をきたし来院した。腟鏡診にて既に腟内に脱落膜の排出が見られた。
27.子宮外妊娠
著者: 本郷基弘
ページ範囲:P.1418 - P.1420
症例1.Y.M.24歳 未妊婦(図1)
月経遅延ののち,7週0日より暗赤色出血が少量持続し,7週6日に下腹部痛が発症して受診。妊娠反応は50単位(+),1,000単位(−)。経腹法で,子宮腔内にはGSは認められず,子宮内膜は曲玉状に淡くビマン性に肥厚しているが,内部にecho free spaceはなかった。子宮に接してその左側には,高輝度の内部エコーを有する嚢胞性の楕円形エコーとして4.6×3.4cmの卵管断面が描出された。直腸子宮窩には明瞭なecho free spaceが認められ,左卵管妊娠の中絶と診断した。開腹にて左卵管膨大部流産を確認し,左卵管切除術を施行した。腹腔内出血は500mlに及んでいたが,輸血はしなかった。病理組織診で卵管内の絨毛組織を証明した。
28.胎盤血管腫
著者: 高柳真 , 前川正彦 , 西田荘哉 , 林子耕 , 鎌田正晴
ページ範囲:P.1421 - P.1423
胎盤絨毛血管腫は絨毛膜の絨毛血管から発生する良性non-trophoblastic tumorである。発生頻度は詳細に胎盤を調べると約1%(Fox)から0.14%2))ぐらいと考えられるが,鶏卵大以上の血管腫は極めてまれである。
一方,その臨床的意義に関しては,大部分は無症状であるが,大きさや臍帯付着部との位置関係によっては,早産,羊水過多,胎児仮死,胎児水腫,胎児死亡,貧血,血小板減少症,などを合併する事が知られている。
29.胎盤の老化
著者: 畑俊夫 , 近藤俊吾 , 平野正子 , 小倉一仁 , 富岡康広
ページ範囲:P.1425 - P.1427
胎盤実質内のfallout像(図1)
患者は28歳初産婦。loss of variabilityが出現し,ラミナリアにて頸管開大後,プロスタグランディンにて陣痛の誘発を行い,陣痛開始後10時間にて自然分娩となった症例。分娩1週間前よりE3が37.3→23.4→20.8mg/day,LAPが3180→2834→2749と低下していた。HPLは11.0μg/mlで変化はなかった。
胎盤基底板はライン状に認められ,その内側にジュズ球状に最もhigh echoな顆粒が多数付着しており,羊膜膜板もやや厚くはっきりと認められ,胎盤隔膜様の像も見ることができる。特徴的な所見は小さいながらも,胎盤実質内にfallout像ともいうべき,はっきりと周囲を縁取りされたechoが欠損した像が存在している。福田らのⅣ型に一致すると思われる。
30.羊水ポケット
著者: 橋本武次
ページ範囲:P.1428 - P.1429
手技のポイント
1)羊水深度:最大羊水ポケットの超音波像で,子宮内壁から垂直方向に胎児表面まで一番深い所の距離を測定する。V字形に狭い所は避ける。 羊水過少<1cm
31.切迫早産
著者: 福家義雄 , 沖津修
ページ範囲:P.1430 - P.1431
絨毛膜下出血後(妊娠24週2日)(図1)
子宮内の全体像を把握するには経腹法が有用であるが,母体腹壁,胎児の影響する場合は経腟法を併用する。本症例は妊娠14週,外出血があり,超音波断層検査にて絨毛膜下出血と診断し,入院加療を行った。入院時エコーフリースペースは内子宮口を覆っていたが,次第に縮小し,超音波像も凝血塊と思われる高輝度エコーに変化している。経腟法にて内子宮口と凝血塊との距離は約2cmであった。低置胎盤,辺縁前置胎盤などの胎盤片も同様のエコーとしてみられる。胎盤中央部からの連続的な観察および経時的な検査が必要である。胎盤側への出血エコーは胎盤後血腫,胎盤早期剥離への注意が必要だが,辺縁静脈洞との区別を要す。
32.臍帯・臍帯巻絡
著者: 村岡光恵
ページ範囲:P.1432 - P.1434
ます図1右のように胎児背側の頸部に縦軸方向にプローブをあてると巻絡があれば臍帯の部の皮膚がややくぼんだようにみえ臍帯の横断面は内部のちらちらしたエコーフリースペースにみえる。カラー・ドップラーで確認すると同色の2本の臍帯動脈と異色の1本の臍帯静脈の断面が確認される。つぎに図右のように頸部横断面をみると頸部周辺に取り巻くように臍帯がエコーフリーでみえる。カラードップラーでは赤青の床屋の看板のように巻いてみえる。
33.臍帯穿刺
著者: 村上雅義
ページ範囲:P.1435 - P.1437
超音波診断装置のリアルタイム性に加え,空間分解能の向上,穿刺用プローベの改善により,超音波ガイド下での臍帯穿刺(cordocentesis)は比較的容易に,安全に,かつ安定してできるようになってきた。胎児血を用いた染色体検査や血液ガス・生化学的検査を行うために,あるいは胎児への直接薬剤投与や輸血目的などで実施されている。
胎児
34.胎児計測値
著者: 竹内久弥
ページ範囲:P.1438 - P.1439
妊娠初期
胎嚢径計測
a.手技のポイント:必要にして十分な膀胱充満法。過度の充満は胎嚢形状を変える。子宮縦断像での最大断面と,それに直角の横断像での最大断面を求める。
b.計測法:胎嚢像の内側で縦径,前後径および横径の3径線を計測。胎嚢が円形に近いときは最大径のみで十分。あまりにも細長い涙滴型の場合には3径線の平均値。
35.頭蓋内出血
著者: 室月淳 , 岡村州博 , 矢嶋聰
ページ範囲:P.1440 - P.1441
頭蓋内出血は未熟児によく認められ,その予後を大きく左右する。多くの場合,胚基質germinal matrixの毛細血管が破綻し上衣下出血となり,しばしば脳室内に広がって脳室内出血intraventricular hemorrhageの形をとる。未熟児に比べるときわめて稀になるが,胎児における頭蓋内出血の報告もときに認める1〜3)。胎内での低酸素状態や血圧の大きな変動,あるいは胎児の出血傾向などが大きく関与しているといわれる。
胎児頭蓋内出血を,Papileらの報告に準じて以下のように分類する。Grade Ⅲ〜Ⅳの神経学的予後は不良とされる。
36.孔脳症
著者: 今井史郎 , 中山雅弘
ページ範囲:P.1442 - P.1443
孔脳症の頭部超音波像(図1)
妊娠31週の胎児頭部横断像であるが児頭大横径の大きさはほぼ週数相当であったが,推定児体重はIUGRであった。羊水は多め。頭蓋骨はやや変形し,頭蓋内では後頭部を主として単房性の嚢胞性病変を認め,その外側には大脳実質の存在もうかがえる。この写真には認められないが小脳の低形成も疑われた。妊娠33週1,526グラムで出生した。単一臍動脈,両小指節欠損,左耳低形成,硬口蓋裂があった。生後2日に呼吸不全にて死亡し,剖検結果から脳梁欠損,透明中隔欠損,心奇形(大動脈縮窄,心房欠損,心室欠損など)も確認された。(大阪厚生年金病院,高木哲先生の御好意による)
37.水頭症
著者: 今井史郎 , 中山雅弘
ページ範囲:P.1444 - P.1446
水頭症の頭部超音波像(図1)
妊娠23週の胎児頭部横断像であるが拡大した側脳室と圧迫された大脳実質を示している。児頭大横径の大きさは5.5cmとやや週数に比して小さめであった。側脳室/大脳半球幅の比(LV/HW)は63%であり,妊娠23週の正常平均が36%であることと比較し異常に増加している。CFHD(cere—brofrontal horn distance)は17mmであり,妊娠23週の正常平均の8mmと比較して大きかった。またatrium幅も11mmと正常平均値と比較し大きかった。この症例は腰部髄膜瘤をも合併していたが,レモンサインは認めなかった。
38.小脳奇形
著者: 今井史郎 , 中山雅弘
ページ範囲:P.1448 - P.1449
小脳低形成を伴った18トリソミーの頭部超音波像(図1)
妊娠39週,小脳断面をみる角度での胎児頭部横断像であるが,小脳後方の大脳槽の著明な拡大とともに小脳の横径(3.1cm;正常4.5cm),前後径ともに小さいことが認められる。児頭大横径は8.7cmと妊娠39週にしては小さく,また推定児体重も−3.2SDと著明なIUGRであった。羊水量は正常で胎児不整脈があった。染色体結果より18トリソミーであり,生後1日で死亡した。剖検の結果小脳の発育不全,心奇形(両大血管右室起始,心室中隔欠損),食道気管支瘻の合併が確認された。
39.頚部腫瘤
著者: 田中守 , 名取道也 , 石本人士 , 小林俊文 , 野澤志朗
ページ範囲:P.1450 - P.1451
頸部リンパ嚢腫の胎児頸部の横断面
図1は,妊娠18週での頸部リンパ嚢腫(cystic hygroma colli)の胎児頸部の横断面を示す。左上角が胎児腹側,右下角が胎児背側となっている。写真中央やや左上の高エコー輝度を示す胎児頸椎の後方に直径4cm程度の大きな嚢胞が2個並んで認められ,隔壁は胎児正中線上に位置する。大きな嚢胞に接して小さな嚢胞が数個認められる。また,この嚢胞は中枢神経系とは連続性がなく,壁は非常に薄い。本症例は,胎児水腫を伴っているため,嚢胞周囲の皮膚は肥厚し皮下浮腫が認められる。
40.肺成熟
著者: 樋口誠一
ページ範囲:P.1452 - P.1453
従来,肺サーファクタントの羊水移行を利用し,羊水サーファクタント濃度測定による胎児肺の生化学的成熟度(サーファクタント合成能)の出生前診断が行われてきた。ここでは神経系を包括する肺の機能的成熟度の評価法として,胎児呼吸様運動の持続時間を分析する方法について紹介する。
手技:まず胎児の呼吸様運動をビデオテープに記録する。超音波トランスデューサーを胎児の胸郭および腹部が同時に描出されるように置き,呼吸運動が出現するまで約40分観察する。これは呼吸様運動が胎児のactive sleepの状態で出現頻度は高く,quiet sleepでは低いからであり,また,陣痛時にも減少する。したがって,呼吸運動が全くみられない場合には時間,あるいは日を変えて観察する必要がある。
41.胎児心不全
著者: 宇津正二
ページ範囲:P.1454 - P.1456
症例1 リトドリンによる心拡大(図1)
妊娠33週4日,切迫流産,リトドリンの長期大量投与(300μg/minで2週間持続点滴)のために持続性の高度頻脈(200bpm以上)となり,著しい心拡大を呈するようになった。
42.心奇形
著者: 秦利之 , 秦幸吉 , 北尾学
ページ範囲:P.1457 - P.1459
左心低形成症候群(長軸断面)(図1)
RA:右心房,RV:右心室,Ao:大動脈,PA:肺動脈,TV:三尖弁
1)胎児は骨盤位で児背は母体の左側にある。右心房の内側に狭小化した大動脈が描出されている。拡張した右心室より肺動脈が起始している。
43.腹部腫瘤
著者: 高橋通 , 高木清
ページ範囲:P.1460 - P.1461
胎児腹壁破裂像(図1)
症例は28歳,0-G,0-P。他院にて腹部腫瘤の疑いで当科紹介となり入院時に超音波検査を施行した。
図1は胎児腹部横断像である右上方に胎児の体幹を認め,その一部より子宮内腔に向かい肝・腸などの脱出を認める。左上方に肝臓を認め,その下方にcysticなmass状腫瘍像として腸管を認める。他には左下肢の欠損,外性器の形成不全などの多発奇形と羊水過少症を認めた。当科では詳細な検討を加えた結果Limb Body Wall Complexの診断をした症例である。
44.脊椎奇形
著者: 久保隆彦
ページ範囲:P.1462 - P.1463
脊椎の腰仙椎部に膨隆した腫瘤像(図1)
症例は32歳,妊娠38週,骨盤位で予定帝王切開の術前に超音波検査を実施した。
図1はオクトソンによる胎児の縦断像である。胎児は母体の背骨に向かいあって位置している。図の左に円形の頭部が,左から右に脊椎が描出されている。胎児腹壁には異常は認められない。しかし,脊椎の腰仙椎部に相当する位置に,脊椎と連続性のある5×7cmの膨隆した腫瘤像か認められる(矢印で示す)。その腫瘤の内側にはエコールーセントな楕円形の陰影即ち液体の貯留を認める。カラードップラーでは血流は認めず,腎臓・膀胱などの泌尿器系との交通を認めず,これらより,貯留した液体は髄液であり,二分脊椎と断診した。
45.四肢の奇形
著者: 坂井昌人 , 岡井崇 , 水野正彦
ページ範囲:P.1464 - P.1465
上肢の形成不全の像(図1)
35歳,初産婦。妊娠31週に高度な子宮内胎児発育遅延,羊水過多を認めたため精査,両上肢の形成不全を伴う胎児多発奇形が認められた。図1は左上肢だが,躯幹から出た上肢には短い長管骨が一本認められるのみで肘関節はみられない。手首〜指は掌屈している。他の方向から観察しても複数の指として認められない。この屈曲位は時間をあけ複数回観察しても常に同一であり,屈曲拘縮と考えられた。肩関節の動きは認められた。右上肢には上腕と前腕が認められたが,手は左と同様に強く掌屈していた。この他,食道閉鎖が疑われ,VSDを含む心奇形,左腎無形成〜低形成,単一臍帯動脈が認められた。経腟分娩が選択され,妊娠35週に死産となった。児には前述した所見がすべて認められ,左上肢短縮,右手は指2本,左手は指1本,両手の屈曲拘縮があり両上肢の形成不全が確認された。また食道閉鎖の他,気管も閉鎖していた。
46.胎児性別の超音波診断
著者: 長町典夫 , 寺澤晃司 , 近藤肇
ページ範囲:P.1466 - P.1468
男児の超音波断層法(図1)
2本の大腿骨と膀胱を確認して,殿部の横断面と前額面を断層し,外性器を診断する。われわれは主に前額面にて診断している。
図1は殿部の前額断層面で,2本の大腿骨の間に陰嚢と睾丸がみえている。プローベをずらすと陰茎もみられた。
47.胎児水腫
著者: 前田博敬 , 松本直通 , 中野仁雄
ページ範囲:P.1469 - P.1471
妊娠29週2日の非免疫性胎児水腫の症例(図1)
胸部横断像。著明な皮下浮腫と両側の胸水貯留像を認める。両肺は小さく,肺門部に付着しているようにみえる。心臓の拍動にともなって,両側の肺が揺らいで観察される。
48.眼球運動
著者: 上妻志郎
ページ範囲:P.1472 - P.1473
眼窩の水平断面像(図1)
眼窩を含む頭部の水平断面である。胎児の顔面は母体の腹壁側を向いている。鼻根部を挾み両側の眼窩が円形のecho-free spaceとして描写されている。眼窩内前方に認められる小さな線状エコーがレンズの後面である。眼球運動は,このレンズ後面エコーの眼窩内における移動として観察される。眼球運動は水平方向への運動である場合が多く,その観察には眼窩の水平断面が最も適している。
49.呼吸様運動
著者: 佐川典正
ページ範囲:P.1474 - P.1476
Real time B-scanによる胎児呼吸様運動(FBM)の観察(図1)
ヒト胎児のFBMは,1971年にBoddyら1)が超音波A-mode法を用いて胸郭の動きとして観察報告した。FBMの胸郭の動きは小さいので,A-mode法による観察では胎動との区別が付きにくく胸郭運動の検出が不正確になり易かった。その後,B-mode法の進歩にともなって,胸郭のみでなく横隔膜や腹壁の一連の動きとしてreal timeに観察できるようになった2)。図1は妊娠35週の正常胎児正中やや右側からみた胸腹部の矢状断面像である。胎児心臓(H)と肝臓(L)の間を仕切るように横隔膜(D)が認められる。FBMは,出生後に空気呼吸を行う場合とは異なり肺胞は拡張しない。したがって,横隔膜の下降運動と胸郭(T)の拡大(胸壁の前方への運動)とは一致せず30〜70cycle/minの速度で逆の動き(paradoxical respiration)をする。また,FBMに伴う胸郭内圧の変化に応じて肺のecho densityが変化するのも認められる。
50.胎動誘発試験
著者: 辰村正人
ページ範囲:P.1477 - P.1479
胎動誘発試験は胎児触診などの外的刺激法が一般的だが,本稿では純音および閃光胎児刺激による胎動誘発について述べる。本特集号はエコー診療マニュアルであるが,胎動誘発試験では胎動記録が重要なため胎動心拍数図を用いたので,図には超音波診断画像ではなく,胎動心拍数図を呈示する。
インフォームドコンセントを対象になったすべての妊婦から得たうえで,胎動誘発試験を施行した。胎児反応の指標として,胎動発生と胎児心拍数変動の2現象を用いた。これらの2現象のうち,どちらか1つ以上を刺激後4秒以内に認めた場合を反応陽性とした。すなわち刺激後4秒以内に発生した胎動を誘発胎動と定義した。以上の判定基準で,母体腹壁を通して胎児刺激を行った。
51.Fetal Biophysical Profile Score (FBPS)
著者: 金岡毅
ページ範囲:P.1480 - P.1482
胎児biophysical profiling score(FBPS)では,まず20分間のnonstress test(NST)を行う。NSTは妊娠後期における優れた胎児評価法であり,偽陰性率は1〜3/1,000である。しかしながら偽陽性率が75%に達するので,それを補うために30分間の胎児超音波観察を併用したのがFBPSである。FBPSは非侵襲的であり,CSTに比べて母児にとって安全である。
20分間のNSTでは,胎児胎動にともなう,15心拍/分以上の振幅をもち,15秒以上持続する胎児一過性頻脈accelerationが2回以上ある場合(図1a)を2点とする。20分間の胎児心拍数陣痛計測(CTG)のうち,胎児一過性頻脈が存在しないか,1回しかない場合(図1b),すなわちnonreactive NSTの場合を0点とする。右頁最下段に示すように胎児無酸素症の最初の徴候である。しかしながら,胎児がsleep stateであるような場合にもnonreactive NSTとなるので,さらに次の超音波胎児観察を施行する。
カラーグラフ 産婦人科領域におけるレーザー療法・6
腹腔鏡下のレーザー療法—特に有痛性月経患者に対するレーザー治療について
著者: 脇田邦夫 , 泉貴文 , 蔵本博行
ページ範囲:P.1350 - P.1351
前回までは,外来治療室,局所麻酔下で行えるレーザー治療について述べてきた.今回は,手術室,全身麻酔下で行うレーザー腹腔鏡手術を紹介する.われわれの対象としている疾患は以下のごとくで,特に有痛性月経を伴うものには有用と考えられる.
①子宮内膜症:特に外性子宮内膜症で,チョコレート嚢胞を伴うものも対象となる.
メルボルン便り
日本食に人気の高いわけ—メルボルンでの暮らし その1
著者: 堀口文
ページ範囲:P.1484 - P.1485
オーストラリアといえば若い人達にはゴールドコーストのマリンスポーツ,年金生活者にはテニスコートやプールつきの別荘を想像させ,豊富な食料と安い生活費に一度は行ってみたい,あるいは住んでみたいと思うところかも知れません。紺碧の空と200kmも300kmも続く珊瑚礁,オーストラリアにしか住んでいない可愛い,めづらしい動物達との触れあいを求めて世界中から色々な人達がやって来ます。ハワイに堪能した日本人にとってはバラエティに富んだ気候や広大な土地(こちらの人はhugeと表現します),治安の良さも魅力の一つで隣国のニュージーランドと共に新婚旅行にも人気があります。
オーストラリアは現在でも入国にはビザが必要ですが,大学や研究所などの施設訪問は招待状だけで簡単に許可してくれます。医師の留学も受入れ側が了解すればビザは比較的簡単でメルボルンには数十名の日本人医師がメルボルン大学やモナッシュ大学の関係施設に来ています。
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「臨床婦人科産科」第45巻 総目次 フリーアクセス
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基本情報
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70巻11号(2016年11月発行)
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今月の臨床 胎児発育不全(FGR)の管理Up To Date
70巻9号(2016年9月発行)
今月の臨床 卵管は脇役か?─その生理と病態
70巻8号(2016年8月発行)
今月の臨床 婦人科悪性腫瘍規約改訂のポイントと対応─「何が」「なぜ」「どのように」変わったのか
70巻7号(2016年7月発行)
今月の臨床 胎児心拍数モニタリング パーフェクトマスター
70巻6号(2016年6月発行)
今月の臨床 若年女性の外来診療に役立つ基礎知識
70巻5号(2016年5月発行)
今月の臨床 糖尿病が女性ヘルスケア・がんに与えるリスク
70巻4号(2016年4月発行)
増刊号 ─知りたい最新情報がすぐわかる!─不妊・不育症診療パーフェクトガイド
70巻3号(2016年4月発行)
今月の臨床 産科大出血に慌てない!!
70巻2号(2016年3月発行)
今月の臨床 不妊女性に対する手術療法─適応・タイミングと手技のコツ
70巻1号(2016年1月発行)
合併増大号 今月の臨床 難治性の周産期common diseaseへの挑戦
69巻12号(2015年12月発行)
今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く
69巻11号(2015年11月発行)
今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”
69巻10号(2015年10月発行)
今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント
69巻9号(2015年9月発行)
今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点
69巻8号(2015年8月発行)
今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望
69巻7号(2015年7月発行)
今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント
69巻6号(2015年6月発行)
今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date
69巻5号(2015年5月発行)
今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く
69巻4号(2015年4月発行)
増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント
69巻3号(2015年4月発行)
今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開
69巻2号(2015年3月発行)
今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア
69巻1号(2015年1月発行)
今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道
68巻12号(2014年12月発行)
今月の臨床 子宮内膜症治療の未来図
68巻11号(2014年11月発行)
今月の臨床 妊娠高血圧症候群のベストマネジメント
68巻10号(2014年10月発行)
今月の臨床 診療ガイドライン婦人科外来編2014─改訂と追加のポイントを読み解く
68巻9号(2014年9月発行)
今月の臨床 いま注目されている 早発卵巣不全(POI)
68巻8号(2014年8月発行)
今月の臨床 診療ガイドライン産科編2014─改訂と追加のポイントを読み解く
68巻7号(2014年7月発行)
今月の臨床 あなたにもできる 最先端の婦人科手術
68巻6号(2014年6月発行)
今月の臨床 性ホルモン製剤を使いこなす
68巻5号(2014年5月発行)
今月の臨床 妊婦のアレルギー・自己免疫・炎症性疾患─病態と妊婦管理の新しい知見
68巻4号(2014年4月発行)
増刊号 産婦人科処方のすべて─すぐに使える実践ガイド
68巻3号(2014年4月発行)
今月の臨床 メタボとロコモ―これからの女性医療のキーワード
68巻2号(2014年3月発行)
今月の臨床 子宮筋腫―多様化した子宮温存療法
68巻1号(2014年1月発行)
合併増大号 今月の臨床 生殖医療の進歩と課題─安全性の検証から革新的知見まで
67巻12号(2013年12月発行)
今月の臨床 多胎妊娠管理の最新スタンダード─ガイドラインを踏まえて
67巻11号(2013年11月発行)
今月の臨床 進行婦人科がんの集学的治療
67巻10号(2013年10月発行)
今月の臨床 ART成功の秘訣─どうすれば妊娠率は向上するか
67巻9号(2013年9月発行)
今月の臨床 脳性麻痺─発症防止への挑戦
67巻8号(2013年8月発行)
今月の臨床 婦人科がんの予防戦略と早期診断
67巻7号(2013年7月発行)
今月の臨床 思春期診療グレードアップ
67巻6号(2013年6月発行)
今月の臨床 産婦人科超音波診断―新しい技法とその臨床応用
67巻5号(2013年5月発行)
今月の臨床 子宮体がん診療アップデート
67巻4号(2013年4月発行)
増刊号 産婦人科当直医マニュアル―慌てないための虎の巻
67巻3号(2013年4月発行)
今月の臨床 女性骨盤底外科手術Up to Date―増加する患者への対応を学ぶ
67巻2号(2013年3月発行)
今月の臨床 急速遂娩の基本―トラブルを避けるために
67巻1号(2013年1月発行)
今月の臨床 性感染症と母子感染─最新の診断と管理
66巻13号(2012年12月発行)
今月の臨床 これだけは知っておきたい─婦人科がんの緩和ケア
66巻12号(2012年11月発行)
今月の臨床 出生前診断の新しいトレンド
66巻11号(2012年10月発行)
今月の臨床 ホルモン補充療法ガイドライン2012年度版─改訂版を読み解く
66巻10号(2012年9月発行)
今月の臨床 子宮内膜症の薬物療法─薬物特性の理解と個別化治療
66巻9号(2012年8月発行)
今月の臨床 前置胎盤と癒着胎盤─ワンランク上の診断と治療
66巻8号(2012年7月発行)
今月の臨床 絨毛性疾患アップデート─「取扱い規約」改訂をふまえて
66巻7号(2012年6月発行)
今月の臨床 卵子の加齢─避けては通れないARTの課題
66巻6号(2012年5月発行)
今月の臨床 診療ガイドライン産科編2011改訂と追加のポイント
66巻5号(2012年4月発行)
オフィス ギネコロジー 女性のプライマリ・ケア
66巻4号(2012年4月発行)
今月の臨床 最小侵襲手術アップデート─minimally invasive surgery
66巻3号(2012年3月発行)
今月の臨床 不育症の診療指針
66巻2号(2012年2月発行)
今月の臨床 分娩誘発と陣痛促進法の見直し―安全な分娩管理を目指して
66巻1号(2012年1月発行)
今月の臨床 ワンランク上の漢方診療
65巻12号(2011年12月発行)
今月の臨床 早産─ワンランク上の予防と管理
65巻11号(2011年11月発行)
今月の臨床 常位胎盤早期剥離─ワンランク上の診断と治療
65巻10号(2011年10月発行)
今月の臨床 子宮頸癌─予防と妊孕性温存のための治療戦略
65巻9号(2011年9月発行)
今月の臨床 不妊診療のABC─ARTの前にできること
65巻8号(2011年8月発行)
今月の臨床 母子感染─新しい制御戦略
65巻7号(2011年7月発行)
今月の臨床 卵巣がん─最新の治療戦略
65巻6号(2011年6月発行)
今月の臨床 ART─いま何が問題か
65巻5号(2011年5月発行)
今月の臨床 母体と胎児の栄養学
65巻4号(2011年4月発行)
今月の臨床 婦人科内分泌療法─病態の理解と正しい診断に基づく対処・治療のポイント
65巻3号(2011年3月発行)
今月の臨床 絨毛と胎盤をめぐる新知見
65巻2号(2011年2月発行)
今月の臨床 静脈血栓塞栓症─予防・診断・治療
65巻1号(2011年1月発行)
今月の臨床 胎児心拍数モニタリング
64巻12号(2010年12月発行)
今月の臨床 子宮体癌診療の動向─これだけは知っておきたい
64巻11号(2010年11月発行)
今月の臨床 低用量OCの普及をめざして
64巻10号(2010年10月発行)
今月の臨床 ハイリスク妊娠─ここがチェックポイント
64巻9号(2010年9月発行)
今月の臨床 ここが問題─若年女性のやせ・肥満
64巻8号(2010年8月発行)
今月の臨床 子宮内膜症・腺筋症の外科的治療─機能温存をめざして
64巻7号(2010年7月発行)
今月の臨床 異所性妊娠
64巻6号(2010年6月発行)
今月の臨床 産婦人科画像診断のセカンドチョイス
64巻5号(2010年5月発行)
今月の臨床 着床障害―生殖医療のブラックボックス
64巻4号(2010年4月発行)
今月の臨床 これを読めばすべてわかる―最新の産婦人科超音波診断
64巻3号(2010年3月発行)
今月の臨床 子宮頸がんの予防戦略―ワクチンと検診
64巻2号(2010年2月発行)
今月の臨床 ここが知りたい―PCOSの最新情報
64巻1号(2010年1月発行)
今月の臨床 母体救命搬送
63巻12号(2009年12月発行)
今月の臨床 QOLを考慮した婦人科がん治療
63巻11号(2009年11月発行)
今月の臨床 生殖医療のトピックス
63巻10号(2009年10月発行)
今月の臨床 妊娠高血圧症候群と関連疾患
63巻9号(2009年9月発行)
今月の臨床 婦人科がん検診
63巻8号(2009年8月発行)
今月の臨床 若年女性の月経異常を診る
63巻7号(2009年7月発行)
今月の臨床 胎児の診断と治療―最近のトピックス
63巻6号(2009年6月発行)
今月の臨床 HRTの新ガイドラインを読み解く
63巻5号(2009年5月発行)
今月の臨床 性器脱診療の最前線
63巻4号(2009年4月発行)
今月の臨床 ここが聞きたい―不妊・不育症診療ベストプラクティス
63巻3号(2009年3月発行)
今月の臨床 多胎妊娠―母児のリスクとその管理
63巻2号(2009年2月発行)
今月の臨床 性感染症up to date
63巻1号(2009年1月発行)
今月の臨床 産科出血―診断・治療のポイント
62巻12号(2008年12月発行)
今月の臨床 胎児機能不全
62巻11号(2008年11月発行)
今月の臨床 子宮内膜症治療の最前線―症状に応じた治療戦略
62巻10号(2008年10月発行)
今月の臨床 卵巣癌診療の最新情報
62巻9号(2008年9月発行)
今月の臨床 妊産婦の薬物療法―あなたの処方は間違っていませんか
62巻8号(2008年8月発行)
今月の臨床 エキスパートに学ぶ―漢方療法実践講座
62巻7号(2008年7月発行)
今月の臨床 エキスパートに学ぶ―体外受精実践講座
62巻6号(2008年6月発行)
今月の臨床 妊婦の感染症
62巻5号(2008年5月発行)
今月の臨床 婦人科がん化学療法up to date
62巻4号(2008年4月発行)
今月の臨床 産婦人科臨床の難題を解く─私はこうしている
62巻3号(2008年3月発行)
今月の臨床 不妊治療と多胎妊娠
62巻2号(2008年2月発行)
今月の臨床 新生児の蘇生と管理
62巻1号(2008年1月発行)
今月の臨床 子宮筋腫の治療―大きく広がった選択の幅
61巻12号(2007年12月発行)
今月の臨床 不妊診療─現在の課題と将来展望
61巻11号(2007年11月発行)
今月の臨床 胎盤と臍帯の臨床
61巻10号(2007年10月発行)
今月の臨床 ここまできた分子標的治療
61巻9号(2007年9月発行)
今月の臨床 臨床遺伝学─診療に必要な最新情報
61巻8号(2007年8月発行)
今月の臨床 産科超音波診断─正診への道筋
61巻7号(2007年7月発行)
今月の臨床 中高年女性のトータルヘルスケア
61巻6号(2007年6月発行)
今月の臨床 子宮頸癌の治療─現状と展望
61巻5号(2007年5月発行)
今月の臨床 母体救急
61巻4号(2007年4月発行)
今月の臨床 産婦人科外来ベストナビゲーション
61巻3号(2007年3月発行)
今月の臨床 周産期医療の崩壊を防ごう
61巻2号(2007年2月発行)
今月の臨床 子宮体癌の最新知見─専門医のために
61巻1号(2007年1月発行)
今月の臨床 高年妊娠-母児ケアのポイント
60巻12号(2006年12月発行)
今月の臨床 ピル─エビデンスに基づいて新ガイドラインを読み解く
60巻11号(2006年11月発行)
今月の臨床 エイジングと生殖医療
60巻10号(2006年10月発行)
今月の臨床 妊娠中の偶発症候─産科医のプライマリケア
60巻9号(2006年9月発行)
今月の臨床 PCOS─新たな視点
60巻8号(2006年8月発行)
今月の臨床 婦人科がんを見逃さないために
60巻7号(2006年7月発行)
今月の臨床 妊娠のリスク評価
60巻6号(2006年6月発行)
今月の臨床 性差医療
60巻5号(2006年5月発行)
今月の臨床 早産─予防と対策
60巻4号(2006年4月発行)
今月の臨床 女性診療科外来プラクティス
60巻3号(2006年3月発行)
今月の臨床 妊婦と胎児の栄養管理
60巻2号(2006年2月発行)
今月の臨床 子宮内膜症の新しい治療戦略
60巻1号(2006年1月発行)
今月の臨床 ART 2006
59巻12号(2005年12月発行)
今月の臨床 FGR─Fetal Growth Restriction
59巻11号(2005年11月発行)
今月の臨床 婦人科の新しい画像診断法─PETを中心として
59巻10号(2005年10月発行)
今月の臨床 腫瘍マーカー─基礎知識と診療指針
59巻9号(2005年9月発行)
今月の臨床 胎児疾患の管理─胎内治療の時代を迎えて
59巻8号(2005年8月発行)
今月の臨床 骨粗鬆症をめぐる新しい話題
59巻7号(2005年7月発行)
今月の臨床 月経前症候群と月経痛─どう対応するか
59巻6号(2005年6月発行)
今月の臨床 安全な産科手術・処置をめざして
59巻5号(2005年5月発行)
今月の臨床 安全な婦人科手術をめざして
59巻4号(2005年4月発行)
今月の臨床 妊産婦と薬物治療─EBM時代に対応した必須知識
59巻3号(2005年3月発行)
今月の臨床 安全な腹腔鏡下手術をめざして
59巻2号(2005年2月発行)
今月の臨床 症例から学ぶ常位胎盤早期剥離
59巻1号(2005年1月発行)
今月の臨床 症例から学ぶ多嚢胞卵巣
58巻12号(2004年12月発行)
今月の臨床 症例から学ぶ子宮内膜症─子宮内膜症を侮るな
58巻11号(2004年11月発行)
今月の臨床 症例から学ぶ前置胎盤
58巻10号(2004年10月発行)
今月の臨床 ここが知りたい─婦人科がん化学療法
58巻9号(2004年9月発行)
今月の臨床 不育症診療─その理論と実践
58巻8号(2004年8月発行)
今月の臨床 妊娠中毒症─新しい名称と定義
58巻7号(2004年7月発行)
今月の臨床 産婦人科医に必要な乳がんの知識
58巻6号(2004年6月発行)
今月の臨床 Urogynecology
58巻5号(2004年5月発行)
今月の臨床 血栓症と肺塞栓―予防と対策
58巻4号(2004年4月発行)
今月の臨床 無痛分娩・和痛分娩ガイダンス
58巻3号(2004年3月発行)
今月の臨床 不正出血の患者が来たら
58巻2号(2004年2月発行)
今月の臨床 産婦人科診療とリスクマネージメント
58巻1号(2004年1月発行)
今月の臨床 周産期の感染症―管理と対策
57巻12号(2003年12月発行)
今月の臨床 婦人科がん治療の難題を解く―最新のエビデンスを考慮した解説
57巻11号(2003年11月発行)
今月の臨床 不妊治療の難題を解く―最新のエビデンスを考慮した解説
57巻10号(2003年10月発行)
今月の臨床 周産期の難題を解く―最新のエビデンスを考慮した解説
57巻9号(2003年9月発行)
今月の臨床 思春期のヘルスケアとメンタルケア
57巻8号(2003年8月発行)
今月の臨床 妊娠と免疫
57巻7号(2003年7月発行)
今月の臨床 UAE―子宮筋腫塞栓療法
57巻6号(2003年6月発行)
今月の臨床 ホルモン補充療法を再考する
57巻5号(2003年5月発行)
今月の臨床 妊娠と薬物―EBM時代に対応した必須知識
57巻4号(2003年4月発行)
今月の臨床 ここが聞きたい 産婦人科外来における対処と処方
57巻3号(2003年3月発行)
今月の臨床 母体症候―救急疾患の鑑別と初期対応
57巻2号(2003年2月発行)
今月の臨床 産婦人科診療における心のケア
57巻1号(2003年1月発行)
今月の臨床 婦人科がん検診
56巻12号(2002年12月発行)
今月の臨床 分娩の多様化とリスク管理
56巻11号(2002年11月発行)
今月の臨床 更年期・老年期医療のピットフォール
56巻10号(2002年10月発行)
今月の臨床 不妊診療のピットフォール
56巻9号(2002年9月発行)
今月の臨床 妊婦健診のピットフォール
56巻8号(2002年8月発行)
今月の臨床 —どこまで可能か—悪性腫瘍治療と妊孕能温存
56巻7号(2002年7月発行)
今月の臨床 頸管無力症と頸管縫縮術
56巻6号(2002年6月発行)
今月の臨床 多胎妊娠管理—レベルアップのために
56巻5号(2002年5月発行)
今月の臨床 ここまでわかる産婦人科のMRI
56巻4号(2002年4月発行)
今月の臨床 産婦人科手術における合併症管理のすべて
56巻3号(2002年3月発行)
今月の臨床 子宮筋腫—最近の話題
56巻2号(2002年2月発行)
今月の臨床 産婦人科と糖尿病—基礎知識と実地臨床
56巻1号(2002年1月発行)
今月の臨床 女性内科的アプローチ—循環器系を中心に
55巻12号(2001年12月発行)
今月の臨床 子宮内膜症治療のストラテジー
55巻11号(2001年11月発行)
今月の臨床 周産期救急と周産母子センター
55巻10号(2001年10月発行)
今月の臨床 ライフスタイルの変化と女性の健康
55巻9号(2001年9月発行)
今月の臨床 子宮外妊娠—新しい視点から
55巻8号(2001年8月発行)
今月の臨床 遺伝子医療—現況と将来
55巻7号(2001年7月発行)
今月の臨床 排卵誘発の問題点—新しい工夫と対策
55巻6号(2001年6月発行)
今月の臨床 Obstetrics is a bloody business
55巻5号(2001年5月発行)
今月の臨床 一歩先行く超音波胎児検診
55巻4号(2001年4月発行)
今月の臨床 婦人科医のための乳癌検診
55巻3号(2001年3月発行)
今月の臨床 腹腔鏡下手術—知っておくべき最新情報
55巻2号(2001年2月発行)
今月の臨床 妊娠中毒症—新しい視点から
55巻1号(2001年1月発行)
今月の臨床 性感染症—胎児から癌まで
54巻12号(2000年12月発行)
今月の臨床 ART最新情報—妊娠率向上のために
54巻11号(2000年11月発行)
今月の臨床 母子感染—最新の管理指針を考える
54巻10号(2000年10月発行)
今月の臨床 女性の泌尿器疾患—最新情報
54巻9号(2000年9月発行)
今月の臨床 思春期外来—診療上の留意点
54巻8号(2000年8月発行)
今月の臨床 無痛分娩・和痛分娩
54巻7号(2000年7月発行)
今月の臨床 避妊法—問題点とその対策
54巻6号(2000年6月発行)
今月の臨床 子宮頸癌—最近のトピック
54巻5号(2000年5月発行)
今月の臨床 ハイリスク分娩の管理指針
54巻4号(2000年4月発行)
今月の臨床 生殖内分泌と不妊診療の最新データ
54巻3号(2000年3月発行)
今月の臨床 新生児外科の最前線—産科医としての必須知識
54巻2号(2000年2月発行)
今月の臨床 ホルモン療法のピットフォール—あなたの方法は間違っていませんか
54巻1号(2000年1月発行)
今月の臨床 胎盤異常と臨床
53巻12号(1999年12月発行)
今月の臨床 産褥の異常と対策
53巻11号(1999年11月発行)
今月の臨床 不正性器出血—原因と対応
53巻10号(1999年10月発行)
今月の臨床 —リニューアル—帝王切開
53巻9号(1999年9月発行)
今月の臨床 増えてきた子宮体癌
53巻8号(1999年8月発行)
今月の臨床 生殖医療とバイオエシックス
53巻7号(1999年7月発行)
今月の臨床 胎児へのlife line臍帯
53巻6号(1999年6月発行)
今月の臨床 卵巣がんと闘うために
53巻5号(1999年5月発行)
今月の臨床 PCO症候群を斬る
53巻4号(1999年4月発行)
今月の臨床 婦人科外来
53巻3号(1999年3月発行)
今月の臨床 新生児トラブルの初期対応—産科医へのアドバイス
53巻2号(1999年2月発行)
今月の臨床 GnRH療法の新展開
53巻1号(1999年1月発行)
今月の臨床 性の分化とその異常—どこまで解明されたか
52巻12号(1998年12月発行)
今月の臨床 内視鏡手術—どこまで進んだか
52巻11号(1998年11月発行)
今月の臨床 HRT—ベストテクニック
52巻10号(1998年10月発行)
今月の臨床 羊水
52巻9号(1998年9月発行)
今月の臨床 胎児・新生児のBrain Damage
52巻8号(1998年8月発行)
今月の臨床 サイトカインと産婦人科
52巻7号(1998年7月発行)
今月の臨床 難治性細菌感染症
52巻6号(1998年6月発行)
今月の臨床 卵管性不妊症への対応
52巻5号(1998年5月発行)
今月の臨床 早産対策—いま臨床医ができること
52巻4号(1998年4月発行)
今月の臨床 経腟超音波を使いこなす
52巻3号(1998年3月発行)
今月の臨床 産科と凝固異常
52巻2号(1998年2月発行)
今月の臨床 腫瘍マーカーは何を語るか
52巻1号(1998年1月発行)
今月の臨床 先天異常をどう診るか
51巻12号(1997年12月発行)
今月の臨床 子宮筋腫—最新情報
51巻11号(1997年11月発行)
今月の臨床 男性不妊をどうする
51巻10号(1997年10月発行)
今月の臨床 妊娠初期を診る
51巻9号(1997年9月発行)
今月の臨床 婦人科における検査法—有用性と再評価
51巻8号(1997年8月発行)
今月の臨床 産科における検査法—有用性と再評価
51巻7号(1997年7月発行)
今月の臨床 婦人科がんの化学療法—われわれはこうしいる
51巻6号(1997年6月発行)
今月の臨床 治療困難例の排卵誘発
51巻5号(1997年5月発行)
今月の臨床 エコーガイド下で何ができるか
51巻4号(1997年4月発行)
今月の臨床 低用量ピル—新しい避妊法を知る
51巻3号(1997年3月発行)
今月の臨床 妊娠中毒症—どのように変わったか
51巻2号(1997年2月発行)
今月の臨床 婦人科外来治療—Dos & Don'ts
51巻1号(1997年1月発行)
今月の臨床 着床
50巻12号(1996年12月発行)
今月の臨床 初期治療60分—婦人科救急
50巻11号(1996年11月発行)
今月の臨床 不妊治療—ここが聞きたい
50巻10号(1996年10月発行)
今月の臨床 ホルモン療法—新しい動向を探る
50巻9号(1996年9月発行)
今月の臨床 新生児診療—産科医のためのポイント
50巻8号(1996年8月発行)
今月の臨床 婦人科腫瘍境界悪性—最近の知見と取り扱いの実際
50巻7号(1996年7月発行)
今月の臨床 乳房—管理のポイント
50巻6号(1996年6月発行)
今月の臨床 妊娠と自己免疫疾患
50巻5号(1996年5月発行)
今月の臨床 習慣流産をとめる
50巻4号(1996年4月発行)
今月の臨床 産婦人科エコー診断—撮り方,読み方のこつとポイント
50巻3号(1996年3月発行)
今月の臨床 産婦人科とウイルス感染
50巻2号(1996年2月発行)
今月の臨床 妊婦の糖尿病マネジメント
50巻1号(1996年1月発行)
今月の臨床 子宮内膜症—Controversy '96
49巻12号(1995年12月発行)
今月の臨床 いまなぜ“胎児仮死”か
49巻11号(1995年11月発行)
今月の臨床 無排卵—病態と治療をめぐるトピックス
49巻10号(1995年10月発行)
今月の臨床 初期治療60分—産科救急
49巻9号(1995年9月発行)
今月の臨床 婦人の尿失禁—トラブルへの対処
49巻8号(1995年8月発行)
今月の臨床 体外受精マニュアル—新しく始める人へのアドバイス
49巻7号(1995年7月発行)
今月の臨床 婦人科癌の免疫療法
49巻6号(1995年6月発行)
今月の臨床 イラスト 小手術
49巻5号(1995年5月発行)
今月の臨床 妊娠と血液
49巻4号(1995年4月発行)
今月の臨床 病態生理の最前線—臨床へのフィードバック
49巻3号(1995年3月発行)
今月の臨床 GnRH療法—刺激と抑制
49巻2号(1995年2月発行)
今月の臨床 分娩発来—しくみと調節
49巻1号(1995年1月発行)
今月の臨床 CTかMRIか—婦人科腫瘍読影のポイント
48巻12号(1994年12月発行)
今月の臨床 多胎—いま何が問題か
48巻11号(1994年11月発行)
今月の臨床 難治性合併症を診る—産科
48巻10号(1994年10月発行)
今月の臨床 難治性合併症を診る—婦人科
48巻9号(1994年9月発行)
今月の臨床 婦人科医のためのオステオポローシス
48巻8号(1994年8月発行)
今月の臨床 胎盤—母児接点としての役割
48巻7号(1994年7月発行)
今月の臨床 ハイリスク妊娠—22週までの管理
48巻6号(1994年6月発行)
今月の臨床 早期癌—診療ストラテジー
48巻5号(1994年5月発行)
今月の臨床 骨盤位マニュアル
48巻4号(1994年4月発行)
今月の臨床 婦人科外来検診マニュアル
48巻3号(1994年3月発行)
今月の臨床 IUGR診療
48巻2号(1994年2月発行)
今月の臨床 不妊症はどこまで治せるか
48巻1号(1994年1月発行)
今月の臨床 新しい薬物療法をさぐる
47巻12号(1993年12月発行)
今月の臨床 頸癌,体癌—診療の現況
47巻11号(1993年11月発行)
今月の臨床 胎児環境をチェックする
47巻10号(1993年10月発行)
今月の臨床 不妊の原因を探る
47巻9号(1993年9月発行)
今月の臨床 治療にてこずる感染症
47巻8号(1993年8月発行)
今月の臨床 産婦管理—on callに応える
47巻7号(1993年7月発行)
今月の臨床 ホルモン補充療法;HRT
47巻6号(1993年6月発行)
今月の臨床 外陰の診かた
47巻5号(1993年5月発行)
今月の臨床 産科外来検診マニュアル
47巻4号(1993年4月発行)
今月の臨床 子宮外妊娠—up to date
47巻3号(1993年3月発行)
今月の臨床 良性卵巣腫瘍—治療方針
47巻2号(1993年2月発行)
今月の臨床 子宮全摘出術—私のコツ
47巻1号(1993年1月発行)
今月の臨床 流産
46巻12号(1992年12月発行)
今月の臨床 漢方薬—西洋医薬との使い分け
46巻11号(1992年11月発行)
今月の臨床 思春期診療
46巻10号(1992年10月発行)
今月の臨床 抗癌剤
46巻9号(1992年9月発行)
今月の臨床 排卵—誘発と抑制の実際
46巻8号(1992年8月発行)
今月の臨床 高年婦人科—更年期から老年期へ
46巻7号(1992年7月発行)
今月の臨床 卵巣がん—疫学から治療まで
46巻6号(1992年6月発行)
今月の臨床 帝王切開
46巻5号(1992年5月発行)
今月の臨床 分娩前後の1週間
46巻4号(1992年4月発行)
今月の臨床 不妊治療の進歩
46巻3号(1992年3月発行)
今月の臨床 胎児治療—どこまで可能か
46巻2号(1992年2月発行)
今月の臨床 妊娠と免疫
46巻1号(1992年1月発行)
今月の臨床 子宮内膜症
45巻12号(1991年12月発行)
特集 エコー 診療マニュアル
45巻11号(1991年11月発行)
今月の臨床 計画妊娠—合併疾患への対応
45巻10号(1991年10月発行)
今月の臨床 子宮筋腫—こんなときどうするか
45巻9号(1991年9月発行)
今月の臨床 産婦人科内科—治療のポイント
45巻8号(1991年8月発行)
今月の臨床 外来でみる感染症
45巻7号(1991年7月発行)
今月の臨床 胎児診断—テクニックと評価
45巻6号(1991年6月発行)
今月の臨床 今日の癌検診
45巻5号(1991年5月発行)
今月の臨床 更年期障害
45巻4号(1991年4月発行)
今月の臨床 月経とその異常
45巻3号(1991年3月発行)
今月の臨床 子宮体癌—理解のためのQ&A 33
45巻2号(1991年2月発行)
今月の臨床 Preterm PROM—34週までの問題点
45巻1号(1991年1月発行)
今月の臨床 不育症—その対策のすべて
44巻12号(1990年12月発行)
特集 最新治療薬ガイド1990
44巻11号(1990年11月発行)
特集 卵巣腫瘍の組織発生
44巻10号(1990年10月発行)
特集 今日の子宮内膜症
44巻9号(1990年9月発行)
特集 Safe motherhood—リスクファクターの再評価
44巻8号(1990年8月発行)
特集 初期発生学の進歩と臨床
44巻7号(1990年7月発行)
特集 乳房
44巻6号(1990年6月発行)
特集 抗癌剤の使い方
44巻5号(1990年5月発行)
特集 中高年の婦人科
44巻4号(1990年4月発行)
特集 救急手技のポイント
44巻3号(1990年3月発行)
特集 婦人科癌発症のNatural history
44巻2号(1990年2月発行)
特集 Office Gynecology
44巻1号(1990年1月発行)
特集 着床
43巻12号(1989年12月発行)
特集 治療最新のトピックス
43巻11号(1989年11月発行)
特集 胎盤
43巻10号(1989年10月発行)
特集 高感度ホルモン測定法と臨床応用
43巻9号(1989年9月発行)
特集 Challenging complicationsと分娩のタイミング
43巻8号(1989年8月発行)
特集 子宮内膜症—最近の話題
43巻7号(1989年7月発行)
特集 LH-RHとそのagonist
43巻6号(1989年6月発行)
特集 超音波診断—最近の進歩
43巻5号(1989年5月発行)
特集 MATERNAL ADJUSTMENT
43巻4号(1989年4月発行)
特集 婦人科癌治療の新しい試み
43巻3号(1989年3月発行)
特集 産婦人科と生物活性物質
43巻2号(1989年2月発行)
特集 GIFT
43巻1号(1989年1月発行)
特集 Fetal behavior
42巻12号(1988年12月発行)
特集 生殖免疫
42巻11号(1988年11月発行)
特集 最新の避妊法
42巻10号(1988年10月発行)
特集 話題の感染症
42巻9号(1988年9月発行)
特集 手術療法の進歩
42巻8号(1988年8月発行)
特集 産科DIC
42巻7号(1988年7月発行)
特集 腫瘍免疫療法の試み
42巻6号(1988年6月発行)
特集 Endoscopic Surgery
42巻5号(1988年5月発行)
特集 胎内治療
42巻4号(1988年4月発行)
特集 MRI診断の進歩
42巻3号(1988年3月発行)
特集 ホルモン療法の進歩—ホルモンレセプターと関連して
42巻2号(1988年2月発行)
特集 産科麻酔
42巻1号(1988年1月発行)
特集 腫瘍マーカー
41巻12号(1987年12月発行)
境界領域の再評価とその展開 特集
41巻11号(1987年11月発行)
境界領域の再評価とその展開 特集
41巻10号(1987年10月発行)
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41巻9号(1987年9月発行)
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41巻8号(1987年8月発行)
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40巻12号(1986年12月発行)
先進医療—日常診療へのアドバイス 特集
40巻11号(1986年11月発行)
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39巻12号(1985年12月発行)
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特集 図でみる病態産婦人科学--適正治療のために
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特集 卵巣
37巻12号(1983年12月発行)
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35巻6号(1981年6月発行)
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Modern Therapy 新生児異常発見のための臨床検査
35巻3号(1981年3月発行)
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34巻12号(1980年12月発行)
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特集 リプロダクションと社会問題
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33巻12号(1979年12月発行)
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33巻1号(1979年1月発行)
32巻12号(1978年12月発行)
32巻11号(1978年11月発行)
特集 手術とFunctional Anatomy
32巻10号(1978年10月発行)
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31巻12号(1977年12月発行)
31巻11号(1977年11月発行)
特集 妊娠時の生理--その適応と異常
31巻10号(1977年10月発行)
特集 不妊診療をめぐる最近の進歩
31巻9号(1977年9月発行)
31巻8号(1977年8月発行)
31巻7号(1977年7月発行)
特集 産婦人科における凝固線溶系異常
31巻6号(1977年6月発行)
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31巻4号(1977年4月発行)
31巻3号(1977年3月発行)
31巻2号(1977年2月発行)
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30巻12号(1976年12月発行)
特集 先天異常の胎内診断
30巻11号(1976年11月発行)
特集 産婦人科内分泌異常症候群
30巻10号(1976年10月発行)
30巻9号(1976年9月発行)
30巻8号(1976年8月発行)
特集 ME--最近の話題
30巻7号(1976年7月発行)
特集 実地臨床における胎児胎盤機能検査法とその判定基準
30巻6号(1976年6月発行)
30巻5号(1976年5月発行)
30巻4号(1976年4月発行)
30巻3号(1976年3月発行)
30巻2号(1976年2月発行)
30巻1号(1976年1月発行)
特集 陣痛誘発
29巻12号(1975年12月発行)
特集 産婦人科手術のポイント
29巻11号(1975年11月発行)
29巻10号(1975年10月発行)
29巻9号(1975年9月発行)
29巻8号(1975年8月発行)
小特集 産科感染症について
29巻7号(1975年7月発行)
29巻6号(1975年6月発行)
29巻5号(1975年5月発行)
29巻4号(1975年4月発行)
29巻3号(1975年3月発行)
29巻2号(1975年2月発行)
29巻1号(1975年1月発行)
28巻12号(1974年12月発行)
28巻11号(1974年11月発行)
小特集 東洋医学とハリ麻酔
28巻10号(1974年10月発行)
28巻9号(1974年9月発行)
28巻7号(1974年8月発行)
28巻6号(1974年6月発行)
28巻5号(1974年5月発行)
28巻4号(1974年4月発行)
28巻3号(1974年3月発行)
特集 新生児の観察法
28巻2号(1974年2月発行)
特集 分娩管理
28巻1号(1974年1月発行)
特集 胎児死亡
27巻12号(1973年12月発行)
特集 腫瘍と免疫
27巻11号(1973年11月発行)
特集 症状からつかむ私の治療指針
27巻10号(1973年10月発行)
特集 産婦人科プリンシプル
27巻9号(1973年9月発行)
特集 産婦人科プリンシプル
27巻8号(1973年8月発行)
特集 卒後教育の断面
27巻7号(1973年7月発行)
特集 プロスタグランディン
27巻6号(1973年6月発行)
特集 分娩後の諸問題
27巻5号(1973年5月発行)
特集 日常診療上の狙いと盲点・II
27巻4号(1973年4月発行)
特集 日常診療上の狙いと盲点・I
27巻3号(1973年3月発行)
特集 産婦人科医のための腫瘍診断学
27巻2号(1973年2月発行)
特集 痛みの本態と治療
27巻1号(1973年1月発行)
特集 産婦人科における機能性疾患
26巻12号(1972年12月発行)
特集 産婦人科の治療その限界と展望
26巻11号(1972年11月発行)
特集 産婦人科薬物療法の基礎知識
26巻10号(1972年10月発行)
特集 妊娠と合併症
26巻9号(1972年9月発行)
特集 婦人科放射線療法
26巻8号(1972年8月発行)
特集 感染症の今日的問題
26巻7号(1972年7月発行)
特集 絨毛性腫瘍
26巻6号(1972年6月発行)
特集 新生児の救急対策
26巻5号(1972年5月発行)
特集 婦人科の救急対策
26巻4号(1972年4月発行)
特集 産科の救急対策
26巻3号(1972年3月発行)
特集 悪性腫瘍の治療--最近の焦点
26巻2号(1972年2月発行)
特集 不妊症の治療--最近の焦点
26巻1号(1972年1月発行)
特集 流早産の治療--最近の焦点
25巻12号(1971年12月発行)
特集 産婦人科形成手術・Ⅱ
25巻11号(1971年11月発行)
特集・Ⅱ 産婦人科形成手術・Ⅰ
25巻10号(1971年10月発行)
特集 卵巣,卵管の手術--最近の焦点
25巻9号(1971年9月発行)
特集 子宮の手術--最近の焦点
25巻8号(1971年8月発行)
特集 帝王切開術
25巻7号(1971年7月発行)
25巻6号(1971年6月発行)
特集 人工妊娠中絶術
25巻5号(1971年5月発行)
特集 産婦人科手術の基本手技・Ⅱ
25巻4号(1971年4月発行)
特集 産婦人科手術の基本手技・Ⅰ
25巻3号(1971年3月発行)
特集 産婦人科麻酔の問題点
25巻2号(1971年2月発行)
特集 術後合併症の治療
25巻1号(1971年1月発行)
特集 産婦人科手術と偶発症
24巻12号(1970年12月発行)
特集 産婦人科診断--最近の焦点
24巻11号(1970年11月発行)
特集 腹痛,腰痛の診断
24巻10号(1970年10月発行)
特集 悪性腫瘍の診断
24巻9号(1970年9月発行)
特集 症候からみた新生児異常の診断
24巻8号(1970年8月発行)
特集 異常分娩,産褥の診断
24巻7号(1970年7月発行)
特集 異常妊娠とその診断
24巻6号(1970年6月発行)
特集 不妊症の診断
24巻5号(1970年5月発行)
24巻4号(1970年4月発行)
特集 性器感染症の診断
24巻3号(1970年3月発行)
特集 MEによる診断
24巻2号(1970年2月発行)
特集 月経異常とその診断
24巻1号(1970年1月発行)
特集 性器出血とその診断
23巻12号(1969年12月発行)
特集 産婦人科
23巻11号(1969年11月発行)
特集 産婦人科
23巻10号(1969年10月発行)
特集 新生児薬物療法
23巻9号(1969年9月発行)
特集 分娩時出血--メカニズムとその対策
23巻8号(1969年8月発行)
23巻7号(1969年7月発行)
特集 私の手術・Ⅱ
23巻6号(1969年6月発行)
特集 私の手術・Ⅰ
23巻5号(1969年5月発行)
特集 卵管--その生理と臨床
23巻4号(1969年4月発行)
特集 免疫に関する問題点
23巻3号(1969年3月発行)
23巻2号(1969年2月発行)
23巻1号(1969年1月発行)
22巻12号(1968年12月発行)
特集 婦人科造影の臨床
22巻11号(1968年11月発行)
特集 新生児研究の問題点
22巻10号(1968年10月発行)
今月の臨床 着床--今日の焦点
22巻9号(1968年9月発行)
22巻8号(1968年8月発行)
今月の臨床 ゴナドトロピン--今日の焦点
22巻7号(1968年7月発行)
22巻6号(1968年6月発行)
22巻5号(1968年5月発行)
22巻4号(1968年4月発行)
22巻3号(1968年3月発行)
症例特集 新生児異常
22巻2号(1968年2月発行)
特集 最近の産科感染症--その診断と治療
22巻1号(1968年1月発行)
今月の臨床 早期子宮頸癌--今日の焦点
21巻12号(1967年12月発行)
特集 産婦人科の救急処置
21巻11号(1967年11月発行)
特集 妊娠と性器腫瘍
21巻10号(1967年10月発行)
21巻9号(1967年9月発行)
特集 流早産の原因と治療の問題点
21巻8号(1967年8月発行)
特集 子宮頸癌の手術療法--その5つの問題点をめぐつて
21巻7号(1967年7月発行)
特集 産婦人科医のための簡易検査法
21巻6号(1967年6月発行)
21巻5号(1967年5月発行)
特集 避妊法--現在の焦点とその評価
21巻4号(1967年4月発行)
特集 絨毛性腫瘍の化学療法
21巻3号(1967年3月発行)
21巻2号(1967年2月発行)
特集 産婦人科手術と隣接臓器の諸問題
21巻1号(1967年1月発行)
特集 婦人科の手術管理
20巻12号(1966年12月発行)
特集 胎盤
20巻11号(1966年11月発行)
特集 新生児の臨床検査
20巻10号(1966年10月発行)
特集 産婦人科医に必要な臨床病理の知識その2
20巻9号(1966年9月発行)
特集 産婦人科医のための臨床薬理・2
20巻8号(1966年8月発行)
特集 産婦人科医のための臨床薬理・1
20巻7号(1966年7月発行)
特集 産科合併症・2
20巻6号(1966年6月発行)
特集 産科合併症・1
20巻5号(1966年5月発行)
特集 周産期傷害
20巻4号(1966年4月発行)
20巻3号(1966年3月発行)
20巻2号(1966年2月発行)
20巻1号(1966年1月発行)
19巻12号(1965年12月発行)
19巻11号(1965年11月発行)
19巻10号(1965年10月発行)
19巻9号(1965年9月発行)
19巻8号(1965年8月発行)
特集 無痛分娩の実際
19巻7号(1965年7月発行)
特集〔Ⅱ〕 「産婦人科領域における脈管造影法」の現況
19巻6号(1965年6月発行)
特集 ホルモン療法
19巻5号(1965年5月発行)
特集 細胞診
19巻4号(1965年4月発行)
特集 新生児問題
19巻3号(1965年3月発行)
特集 社会保険の問題
19巻2号(1965年2月発行)
19巻1号(1965年1月発行)
18巻12号(1964年12月発行)
18巻11号(1964年11月発行)
18巻10号(1964年10月発行)
18巻9号(1964年9月発行)
特集 子宮癌診療を検討する
18巻8号(1964年8月発行)
18巻7号(1964年7月発行)
18巻6号(1964年6月発行)
18巻5号(1964年5月発行)
特集 妊娠診断と免疫
18巻4号(1964年4月発行)
18巻3号(1964年3月発行)
18巻2号(1964年2月発行)
特集 新生児の研究と臨床--第1回新生児研究会シンポジウム
18巻1号(1964年1月発行)
17巻12号(1963年12月発行)
17巻11号(1963年11月発行)
17巻10号(1963年10月発行)
17巻9号(1963年9月発行)
17巻8号(1963年8月発行)
17巻7号(1963年7月発行)
17巻6号(1963年6月発行)
17巻5号(1963年5月発行)
17巻4号(1963年4月発行)
17巻3号(1963年3月発行)
17巻2号(1963年2月発行)
17巻1号(1963年1月発行)
16巻12号(1962年12月発行)
16巻11号(1962年11月発行)
16巻10号(1962年10月発行)
16巻9号(1962年9月発行)
16巻8号(1962年8月発行)
特集 悪性腫瘍の化学療法
16巻7号(1962年7月発行)
16巻6号(1962年6月発行)
16巻5号(1962年5月発行)
16巻4号(1962年4月発行)
16巻3号(1962年3月発行)
特集 故Pommerenke教授追悼号
16巻2号(1962年2月発行)
16巻1号(1962年1月発行)
15巻12号(1961年12月発行)
15巻11号(1961年11月発行)
15巻10号(1961年10月発行)
15巻9号(1961年9月発行)
15巻8号(1961年8月発行)
15巻7号(1961年7月発行)
15巻6号(1961年6月発行)
15巻5号(1961年5月発行)
15巻4号(1961年4月発行)
15巻3号(1961年3月発行)
15巻2号(1961年2月発行)
15巻1号(1961年1月発行)
14巻12号(1960年12月発行)
14巻11号(1960年11月発行)
14巻10号(1960年10月発行)
14巻9号(1960年9月発行)
14巻8号(1960年8月発行)
14巻7号(1960年7月発行)
14巻6号(1960年6月発行)
14巻5号(1960年5月発行)
14巻4号(1960年4月発行)
14巻3号(1960年3月発行)
特集 故シュレーダー教授を悼む
14巻2号(1960年2月発行)
14巻1号(1960年1月発行)
特集 産婦人科診療の今昔
13巻13号(1959年12月発行)
13巻12号(1959年11月発行)
特集 子宮癌診療の進展
13巻11号(1959年11月発行)
13巻10号(1959年10月発行)
13巻9号(1959年9月発行)
13巻8号(1959年8月発行)
13巻7号(1959年7月発行)
13巻6号(1959年6月発行)
13巻5号(1959年5月発行)
13巻4号(1959年4月発行)
13巻3号(1959年3月発行)
13巻2号(1959年2月発行)
13巻1号(1959年1月発行)
特集 三胎以上の複体妊娠例
12巻12号(1958年12月発行)
12巻11号(1958年11月発行)
12巻10号(1958年10月発行)
12巻9号(1958年9月発行)
12巻8号(1958年8月発行)
12巻7号(1958年7月発行)
12巻6号(1958年6月発行)
12巻5号(1958年5月発行)
12巻4号(1958年4月発行)
12巻3号(1958年3月発行)
12巻2号(1958年2月発行)
特集 梅毒
12巻1号(1958年1月発行)
11巻13号(1957年12月発行)
特集 麻酔の進歩
11巻12号(1957年12月発行)
11巻11号(1957年11月発行)
11巻10号(1957年10月発行)
11巻9号(1957年9月発行)
11巻8号(1957年8月発行)
11巻7号(1957年7月発行)
11巻6号(1957年6月発行)
特集 新生児
11巻5号(1957年5月発行)
11巻4号(1957年4月発行)
11巻3号(1957年3月発行)
11巻2号(1957年2月発行)
特集 不妊手術は有害か
11巻1号(1957年1月発行)
特集 クロールプロマジン
10巻13号(1956年12月発行)
特集 産婦人科及びその境界領域の循環器系疾患
10巻12号(1956年12月発行)
10巻11号(1956年11月発行)
特集 性別診断の進歩
10巻10号(1956年10月発行)
10巻9号(1956年9月発行)
10巻8号(1956年8月発行)
10巻7号(1956年7月発行)
特集 産婦人科領域の血液型
10巻6号(1956年6月発行)
特集 胸廓成形術後の妊娠
10巻5号(1956年5月発行)
10巻4号(1956年4月発行)
特集 麻酔
10巻3号(1956年3月発行)
特集 子宮内膜症
10巻2号(1956年2月発行)
特集 合成エストロゲンの生物学と臨床
10巻1号(1956年1月発行)
特集 卵巣機能障害
9巻13号(1955年12月発行)
特集 婦人科領域のAndrogen
9巻12号(1955年12月発行)
9巻11号(1955年11月発行)
特集 原爆症の10年
9巻10号(1955年10月発行)
小特集 小児肺炎
9巻9号(1955年9月発行)
特集 子宮外妊娠について
9巻8号(1955年8月発行)
9巻7号(1955年7月発行)
9巻6号(1955年6月発行)
9巻5号(1955年5月発行)
9巻4号(1955年4月発行)
9巻3号(1955年3月発行)
9巻2号(1955年2月発行)
9巻1号(1955年1月発行)
8巻12号(1954年12月発行)
8巻11号(1954年11月発行)
8巻10号(1954年10月発行)
8巻9号(1954年9月発行)
8巻8号(1954年8月発行)
特集 思い出・追悼論文
8巻7号(1954年7月発行)
8巻6号(1954年6月発行)
8巻5号(1954年5月発行)
8巻4号(1954年4月発行)
8巻3号(1954年3月発行)
8巻2号(1954年2月発行)
8巻1号(1954年1月発行)
7巻13号(1953年12月発行)
7巻12号(1953年12月発行)
特集 産婦人科診療の進歩
7巻11号(1953年11月発行)
7巻10号(1953年10月発行)
7巻9号(1953年9月発行)
7巻8号(1953年8月発行)
7巻7号(1953年7月発行)
7巻6号(1953年6月発行)
7巻5号(1953年5月発行)
7巻4号(1953年4月発行)
7巻3号(1953年3月発行)
7巻2号(1953年2月発行)
7巻1号(1953年1月発行)
6巻13号(1952年12月発行)
6巻12号(1952年12月発行)
特集 避妊と不妊
6巻11号(1952年11月発行)
6巻10号(1952年10月発行)
6巻9号(1952年9月発行)
6巻8号(1952年8月発行)
6巻7号(1952年7月発行)
6巻6号(1952年6月発行)
6巻5号(1952年5月発行)
6巻4号(1952年4月発行)
6巻3号(1952年3月発行)
6巻2号(1952年2月発行)
6巻1号(1952年1月発行)
5巻12号(1951年12月発行)
5巻11号(1951年11月発行)
5巻10号(1951年10月発行)
5巻9号(1951年9月発行)
5巻8号(1951年8月発行)
5巻7号(1951年7月発行)
5巻6号(1951年6月発行)
5巻5号(1951年5月発行)
5巻4号(1951年4月発行)
5巻3号(1951年3月発行)
5巻2号(1951年2月発行)
5巻1号(1951年1月発行)
4巻12号(1950年12月発行)
4巻11号(1950年11月発行)
4巻10号(1950年10月発行)
4巻9号(1950年9月発行)
4巻8号(1950年8月発行)
4巻7号(1950年7月発行)
4巻6号(1950年6月発行)
4巻5号(1950年5月発行)
4巻4号(1950年4月発行)
4巻3号(1950年3月発行)
4巻2号(1950年2月発行)
4巻1号(1950年1月発行)