文献詳細
特集 エコー 診療マニュアル
婦人科
文献概要
症例1 52歳 乳癌T2
図1は同一症例を異なる周波数で観察したものである。左の腹部用探触子3.5MHzでは何か不整形の低エコー腫瘤があるなという程度であるが右の表在臓器用探触子7.5MHzでは一見して癌とわかる。形状は不整形で辺縁は粗雑,内部エコーも不均一である。いずれも悪性を示唆する所見であり,特に最初に挙げた形状は良悪性の鑑別に最も有用とされている。
図1は同一症例を異なる周波数で観察したものである。左の腹部用探触子3.5MHzでは何か不整形の低エコー腫瘤があるなという程度であるが右の表在臓器用探触子7.5MHzでは一見して癌とわかる。形状は不整形で辺縁は粗雑,内部エコーも不均一である。いずれも悪性を示唆する所見であり,特に最初に挙げた形状は良悪性の鑑別に最も有用とされている。
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