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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科45巻2号

1991年02月発行

今月の臨床 Preterm PROM—34週までの問題点

PROMと新生児異常

22.Wilson-Mikity症候群

著者: 藤村正哲1

所属機関: 1大阪府立母子保健総合医療センター

ページ範囲:P.197 - P.201

文献概要

 NICUに勤務して2〜3年も経つと,数例のWilson-Mikity症候群(WMS)を経験することが普通である。この疾患の特徴的な点は①早期新生児期にはむしろ手のかからない極小未熟児であったのが,②生後1〜2週に軽い陥没呼吸とチアノーゼを示し始め,③その頃に初めて胸部X線上,び慢性に小円形気腫像bubblingが出現して驚かされる(図1)。④本症の一部の例は慢性肺障害から脱することができず死亡する1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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