文献詳細
今月の臨床 Preterm PROM—34週までの問題点
PROMと新生児異常
文献概要
NICUに勤務して2〜3年も経つと,数例のWilson-Mikity症候群(WMS)を経験することが普通である。この疾患の特徴的な点は①早期新生児期にはむしろ手のかからない極小未熟児であったのが,②生後1〜2週に軽い陥没呼吸とチアノーゼを示し始め,③その頃に初めて胸部X線上,び慢性に小円形気腫像bubblingが出現して驚かされる(図1)。④本症の一部の例は慢性肺障害から脱することができず死亡する1)。
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