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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科45巻3号

1991年03月発行

カラーグラフ 経頸管的切除術・3

中隔子宮の治療

著者: 林保良1 岩田嘉行1

所属機関: 1川崎市立川崎病院産婦人科

ページ範囲:P.258 - P.259

文献概要

 習慣流産または不育症の原因となる子宮奇形の中で最も多く見られるのは中隔子宮である.われわれは婦人用レゼクトスコープを用いて子宮中隔を切除しており,開腹手術に伴う出血,疼痛,腹腔内癒着などの合併症を避け得るようになった.TCR術の侵襲は少ないので原発不妊の患者も対象例にしている.以下2症例についてその臨床経過を紹介する.症例1はG0P030歳の不妊症例.症例2は29歳,G2P0,2回流産を経験している患者.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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