文献詳細
今月の臨床 子宮体癌—理解のためのQ&A 33
発生要因
文献概要
子宮体癌の予後を不良にする因子として,われわれの経験から次のものが挙げられる1)。すなわち,①臨床進行期の進行,②深い筋層浸潤,③低分化組織,④リンパ節転移,⑤卵巣転移,⑥閉経後の高齢者,⑦頸部浸潤,⑧PR(プロゲステロン受容体)陰性。
これらの所見はほぼ諸家の報告でも一致しているが,上記不良因子に含まれているように,ここで話題となる高齢者の体癌も,若年者のそれに比べ,一般に予後が不良であることが多い。
これらの所見はほぼ諸家の報告でも一致しているが,上記不良因子に含まれているように,ここで話題となる高齢者の体癌も,若年者のそれに比べ,一般に予後が不良であることが多い。
掲載誌情報