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今月の臨床 子宮体癌—理解のためのQ&A 33 手術療法
20.試験開腹ことどめる要件
著者: 小沢満1
所属機関: 1国立大阪病院産婦人科
ページ範囲:P.310 - P.311
文献購入ページに移動 試験開腹とは病的臓器・組織(多くは悪性腫瘍)を摘出する目的で開腹したが,腫瘍の進展が高度で摘出を断念し,閉腹する場合をいうものと理解している(南江堂の医学大辞典ではやや異った説明がなされている)。
腫瘍の高度な進展は,予期しないものであることもあるし,恐らくは摘出不能であろうと思われるが患者側の希望が強く運よく摘出可能であればという希望をこめて,あるいは摘出不能であることを開腹によって確認して患者側に納得をさせる意味を含めて行われることもある。
腫瘍の高度な進展は,予期しないものであることもあるし,恐らくは摘出不能であろうと思われるが患者側の希望が強く運よく摘出可能であればという希望をこめて,あるいは摘出不能であることを開腹によって確認して患者側に納得をさせる意味を含めて行われることもある。
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