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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科45巻3号

1991年03月発行

文献概要

今月の臨床 子宮体癌—理解のためのQ&A 33 ホルモン療法

28.ホルモン療法は有効か

著者: 玉舎輝彦1

所属機関: 1岐阜大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.330 - P.332

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ホルモン療法はどのようにして成立したか?
 エストロゲンは生殖器の増殖に主たる役割を演じている。なかでも子宮内膜と乳腺は著明な増殖を示す。すなわち,子宮内膜では図1に示したように卵胞期ではエストロゲンの働きにより増殖し,排卵後,プロゲステロンの産生により,その増殖は抑えられ(抗エストロゲン作用),分泌像を呈する。このエストロゲンによる増殖性を強く示す子宮内膜や乳腺などから由来する癌は,エストロゲンによって増殖する場合がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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