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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科45巻3号

1991年03月発行

文献概要

今月の臨床 子宮体癌—理解のためのQ&A 33 予後に関する因子

31.リンパ節転移と予後

著者: 塚本直樹1

所属機関: 1九州大学医学部婦人科産科学教室

ページ範囲:P.340 - P.341

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 体癌患者に対するリンパ節生検については前述したが(302ページ),リンパ節転移は体癌の重要な予後因子の1つであると考えられる。しかし,体癌のリンパ節転移経路や予後との関連などに関しては,いまだ不明な点が多い。体癌のリンパ節転移に関する研究が系統的に行われるようになったのは1970年以後のことである。また,わが国では体癌が少ないこともあり,現在各施設でこれらの検討が進行中といった段階である。
 以下に,当教室の症例を中心として体癌のリンパ節転移,生存率などについて述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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