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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科45巻4号

1991年04月発行

今月の臨床 月経とその異常

月経とその発来のメカニズム

8.月経に伴う全身性の変化

著者: 加藤紘1

所属機関: 1山口大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.406 - P.407

文献概要

 月経は黄体退縮から次の卵胞発育に至る過渡期に位置しており,月経に伴う全身的な変化も,性周期に添った大きな流れの中で理解するのが容易であろう。一般に性の周期とそれに伴う変化は全て一義的にホルモンによるものと考えられがちである。しかし,動物の性周期の中にはストレスによる心因性反応などで簡単に変化する例もあり,性周期の裏では内分泌系以外にも多くの因子が存在するものと想像される。ここでは,先ず性周期に伴う全身性変化を概説し,次いで月経時の全身性変化につき述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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