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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科45巻4号

1991年04月発行

今月の臨床 月経とその異常

月経とその発来のメカニズム

9.Prostaglandinとその月経発来機序への関与

著者: 国本恵吉1

所属機関: 1岩手医科大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.408 - P.410

文献概要

 月経発来機序は,従来の内分泌学的要因に加えて,最近では血管因子,Prostaglandin(以下PGと略),Growth factorの関与が認められている。また,PG受容体,Mifepristone(RU−486)およびZK 98734などAnti-progestin(以下Ant-prog)剤の作用が明らかにされて,月経発来機序の考察に大きな変化がみられてきている。月経発来へのPGの関与は,子宮内膜の周期性変化に付随するPGの作用の確認が必要である。本稿では,PGを中心に,これらの諸因子の月経発来機序への関与について概説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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