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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科45巻5号

1991年05月発行

文献概要

今月の臨床 更年期障害 更年期とホルモン

10.更年期と副腎皮質ホルモン

著者: 中川俊信1 赤祖父一知1

所属機関: 1金沢大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.535 - P.537

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 更年期にみられる内分泌環境の最も大きな変化は,間脳—下垂体—性腺系のホルモンにみられる。すなわち卵巣性ホルモンの分泌低下・消失と下垂体ゴナドトロピンの分泌亢進であるが,この期には副腎系や甲状腺系のホルモンにも一過性の変動が認められる。
 本稿では,副腎皮質で産生・分泌される糖質コルチコイド,電解質コルチコイドおよび副腎性アンドロゲンについて,以下更年期との関連において最近の知見を交え記述する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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