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今月の臨床 更年期障害 更年期とホルモン
10.更年期と副腎皮質ホルモン
著者: 中川俊信1 赤祖父一知1
所属機関: 1金沢大学医学部産科婦人科学教室
ページ範囲:P.535 - P.537
文献購入ページに移動 更年期にみられる内分泌環境の最も大きな変化は,間脳—下垂体—性腺系のホルモンにみられる。すなわち卵巣性ホルモンの分泌低下・消失と下垂体ゴナドトロピンの分泌亢進であるが,この期には副腎系や甲状腺系のホルモンにも一過性の変動が認められる。
本稿では,副腎皮質で産生・分泌される糖質コルチコイド,電解質コルチコイドおよび副腎性アンドロゲンについて,以下更年期との関連において最近の知見を交え記述する。
本稿では,副腎皮質で産生・分泌される糖質コルチコイド,電解質コルチコイドおよび副腎性アンドロゲンについて,以下更年期との関連において最近の知見を交え記述する。
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