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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科45巻5号

1991年05月発行

今月の臨床 更年期障害

更年期の症状をどう把えるか

16.老人性腟炎,子宮下垂

著者: 高島英世1

所属機関: 1神戸市立中央市民病院産婦人科

ページ範囲:P.552 - P.554

文献概要

 更年期には加齢とともに性腺機能の減退が起こり,卵巣性エストロゲンが低下し,排卵機能が消失し閉経に到る。このようなエストロゲン欠乏に起因する内分泌的異常状態は標的臓器である女性性器に萎縮性変化をもたらす。萎縮性変化は閉経期以後に急速に進みまた頻度を増すが,とくに55歳以上の高年婦人で著明となる。本稿ではそのうち老人性腟炎および子宮下垂をとりあげ解説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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