文献詳細
今月の臨床 更年期障害
治療
文献概要
更年期障害は卵巣の退化に基づく適応不全状態である。この時期には性機能だけでなく自律神経系も失調を来し精神的にも肉体的にも種々の障害が出現する。この年齢の80〜90%は何らかの不定愁訴を自覚し,10%前後が更年期障害としての治療対象となる。
治療にはホルモン療法をはじめ向精神薬や精神安定剤等があり,かなり効果を上げて来ているが必ずしもすべての症状に対応できない。
治療にはホルモン療法をはじめ向精神薬や精神安定剤等があり,かなり効果を上げて来ているが必ずしもすべての症状に対応できない。
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