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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科45巻6号

1991年06月発行

今月の臨床 今日の癌検診

子宮頸癌

6.細胞診と組織診の不一致例の取扱い

著者: 西田正人1 鈴村博一2

所属機関: 1筑波大学臨床医学系産婦人科 2鈴村産婦人科医院

ページ範囲:P.646 - P.648

文献概要

 細胞診と組織診の不一致は,日常臨床の場でしばしば経験されるが,結果的にどちらか片方が陽性(すなわち癌),片方が陰性(すなわちdysplasiaも除いた非癌)ということはめったにない。したがって,癌と非癌の対立となった場合には,癌と出た結果を尊重して検索を進めることがあくまでも基本である。
 しかし,その最終結果が判明した後に不一致の理由を考え直してみると,原因が明らかになる場合もあれば,どうしても原因が分からない場合もあって,単純な図式では現せないことも多い。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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