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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科45巻7号

1991年07月発行

文献概要

今月の臨床 胎児診断—テクニックと評価 心拍数

2.音刺激テスト—FASテスト

著者: 竹村秀雄1

所属機関: 1小阪産病院

ページ範囲:P.764 - P.765

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 胎児診断に広く用いられている胎児心拍数図(CTG)はfalse negativeが少ないため胎児のwell beingを確認する方法として優れている。ただfalse positiveが多く,NSTとして用いる場合は長時間を要することが多い(図1)。
 音刺激テスト(fetal acoustic stimulation test:FAS-testまたはvibro acoustic stimulation test:VAS-test)はCTG検査に際し母体腹壁上から音による刺激を与えることによってresting stateにある胎児をactive stateとして検査時間を短縮することができると共にnon-reactive例が半減するとされている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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