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今月の臨床 胎児診断—テクニックと評価 超音波
6.胎児発育(初期,中期)
著者: 馬場一憲1
所属機関: 1東京大学医学部医用電子研究施設
ページ範囲:P.780 - P.782
文献購入ページに移動 妊娠中期以降,超音波断層法で胎児の特定部位を計測することにより,胎児の発育を正しく評価することが可能である。
胎児の発育を評価する場合,常に妊娠週数が基準となる。しかし,妊娠週数を単に最終月経から算出した場合,超音波断層法で胎児の発育が妊娠週数に合わないことがわかっても,本当に胎児発育の異常なのか,単に排卵日の遅れなどによる見かけ上の発育異常(この場合,妊娠週数を修正すれば,胎児発育は正常と評価される)なのかを区別することはできない。
胎児の発育を評価する場合,常に妊娠週数が基準となる。しかし,妊娠週数を単に最終月経から算出した場合,超音波断層法で胎児の発育が妊娠週数に合わないことがわかっても,本当に胎児発育の異常なのか,単に排卵日の遅れなどによる見かけ上の発育異常(この場合,妊娠週数を修正すれば,胎児発育は正常と評価される)なのかを区別することはできない。
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