icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科45巻7号

1991年07月発行

今月の臨床 胎児診断—テクニックと評価

ドップラー血流計

16.循環動態の評価

著者: 竹内久彌1

所属機関: 1順天堂大学医学部附属順天堂浦安病院産婦人科

ページ範囲:P.812 - P.813

文献概要

 胎児循環動態を評価する際には,胎児心そのもののポンプ機能あるいは心への負荷の程度の評価,すなわち胎児心機能の評価と,胎児末梢循環の評価を分けて考える必要がある。前者,すなわち胎児心機能の評価法には超音波断層像を用いる心胸郭断面積比や超音波モード法による各種の心収縮能計測法があり,後者には現在最も関心が持たれている超音波ドップラー血流計が用いられる。そこで,ここではドップラー血流計によらない方法についても触れておくことにした。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら