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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科45巻7号

1991年07月発行

今月の臨床 胎児診断—テクニックと評価

胎児からのサンプリング

25.肝臓内血管穿刺による胎児採血法

著者: 是沢光彦1

所属機関: 1神奈川県立こども医療センター周産期部

ページ範囲:P.838 - P.839

文献概要

 胎児管理をする上で胎児採血はかなり受けいれられるようになり,胎児の異常が疑われた場合,確定診断法として考慮にいれられるようになってきた。胎児採血の方法としては,歴史的には盲目的胎盤穿刺法やフェトスコープ法などがあったが,現在おこなわれているのは超音波ガイドによる穿刺法である。
 超音波ガイドによる穿刺法のなかでは穿刺部位による差があり,臍帯穿刺法,肝臓内血管穿刺法,選択的胎盤血管穿刺法などがある。本稿では肝臓内血管穿刺法の手技と他の部位からの採血との損失を考察させていただく。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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