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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科45巻8号

1991年08月発行

文献概要

今月の臨床 外来でみる感染症 診断法の進歩

12.IgA,IgG検査法—イパザイム

著者: 大頭敏文1 青野敏博1

所属機関: 1徳島大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.926 - P.928

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 一般に感染症の診断は,その臨床症状や特異病変に加え,病原体の検出,血清学的な特異抗体の検出によってなされている。抗体検査ではペア血清による抗体価の上昇を捕えるかImmunoglobulin(Ig)G,IgM,IgAなどクラス別抗体を検出し,感染の有無が検討される1,2)。性行為感染症の中で最も頻度の高いクラミジア感染症においても,抗クラミジア抗体(IgG,IgA)測定の有用性が報告され,すでに臨床応用されている3)。本稿では,クラミジアに対する特異抗体検出法について概説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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