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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科45巻8号

1991年08月発行

文献概要

今月の臨床 外来でみる感染症 感染症の関連増長因子

28.妊娠

著者: 荒川公秀1

所属機関: 1浜の町病院産婦人科

ページ範囲:P.974 - P.976

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 妊娠という現象が感染症の増長因子たり得るか否かについては,一概には結論づけられない。確かにこれまでにも,妊娠の合併によって感染が重篤化し,死亡率が増加するという統計が,とくに海外にて散見される。
 表1は川名の文献1)より引用したものであるが,ウイルス性肝炎や痘瘡,あるいは水痘肺炎の流行時などに高い頻度の母体死亡率がみられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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