icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科45巻9号

1991年09月発行

今月の臨床 産婦人科内科—治療のポイント

思春期

4.思春期の肥満

著者: 毛野義明1 徳永勝人1 松沢佑次1

所属機関: 1大阪大学医学部第二内科

ページ範囲:P.1036 - P.1037

文献概要

 肥満とは過度に体脂肪が蓄積した状態をさし,肥満症は肥満状態にあるため糖・脂質代謝異常や循環器疾患,脂肪肝などの合併症を有するか将来合併する危険性の高い疾患単位と定義できる1)。肥満成人と同様,思春期の肥満においても肥満を基盤とするあるいは肥満に伴う種々の合併症の有無が治療の必要性を決定する。本稿では思春期肥満の特徴およびその問題点を上記の観点から論じその治療法について概略する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら