icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科45巻9号

1991年09月発行

文献概要

今月の臨床 産婦人科内科—治療のポイント 妊娠期

19.妊婦の体重変動と予後

著者: 吉田孝雄1 本田利江1

所属機関: 1日本大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.1078 - P.1080

文献購入ページに移動
 妊娠時の至適体重変動は順調な妊娠経過と健全な分娩を経るための基本をなすものであり,周産期における母児管理上重要であることは言うまでもないことである。しかし,今日のわが国の社会生活環境は,過食,美食,省力化に象徴されるように,肥満の温床であり,肥満人口の増大は健康,管理上社会問題化していることは周知のことである。
 また,その反面,若年者にみられるように,単なる美的容姿への憧れのための極端な減食によるやせも目立ちはじめてきており,新たな問題が生じている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?