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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科46巻1号

1992年01月発行

今月の臨床 子宮内膜症

診断と臨床期分類

9.診断の進め方—内診でどこまで分るか

著者: 藤井明和1 小林善宗1 井上正人1 本田育子1

所属機関: 1東海大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.34 - P.35

文献概要

 子宮内膜症の診断に超音波断層法やCTスキャンによる画像診断を活用し,腹腔鏡検査による確定診断が一般的に行われるようになってきた。ようやく欧米のレベルに追いついたといえよう。その診断の進め方は,臨床的に子宮内膜症を疑い,画像診断や腫瘍マーカーにより診断をすすめ,そして腹腔鏡検査か開腹術によって直接観察し,確定診断に到達することである。
 本項目では,超音波やCTによる画像診断,腫瘍マーカー,さらに内視鏡診断が検討されていくが,本稿では診断の進め方—内診でどこまで分るかを述べることとする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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