文献詳細
今月の臨床 子宮内膜症
診断と臨床期分類
文献概要
子宮内膜症の診断に超音波断層法やCTスキャンによる画像診断を活用し,腹腔鏡検査による確定診断が一般的に行われるようになってきた。ようやく欧米のレベルに追いついたといえよう。その診断の進め方は,臨床的に子宮内膜症を疑い,画像診断や腫瘍マーカーにより診断をすすめ,そして腹腔鏡検査か開腹術によって直接観察し,確定診断に到達することである。
本項目では,超音波やCTによる画像診断,腫瘍マーカー,さらに内視鏡診断が検討されていくが,本稿では診断の進め方—内診でどこまで分るかを述べることとする。
本項目では,超音波やCTによる画像診断,腫瘍マーカー,さらに内視鏡診断が検討されていくが,本稿では診断の進め方—内診でどこまで分るかを述べることとする。
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