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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科46巻1号

1992年01月発行

今月の臨床 子宮内膜症

治療と予後管理

25.GnRHアナローグ療法

著者: 白須和裕1

所属機関: 1横浜市立大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.73 - P.75

文献概要

 GnRHアナローグがもつゴナドトロピンのdown-regulationを介しての卵巣機能の抑制は,ホルモン依存性のある疾患に対して臨床応用がすすめられてきた。生殖年齢にある婦人に好発する子宮内膜症もその一つであり,妊孕性の向上を考慮した薬物療法への期待は大きいものがある。
 ここでは,現在わが国で唯一市販されているGnRHアナローグ製剤ブセレリンによる治療成績を中心に,臨床試験中にある新しいGnRHアナローグ製剤についても紹介する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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