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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科46巻1号

1992年01月発行

今月の臨床 子宮内膜症

治療と予後管理

31.消化管子宮内膜症

著者: 小林博1

所属機関: 1社会保険中央綜合病院産婦人科

ページ範囲:P.88 - P.90

文献概要

 消化管子宮内膜症は,外性子宮内膜症のうち腸管壁に発生したもので,腸管子宮内膜症と称してよいが,腸管の内膜症病変が高度となり,明らかな臨床所見を示すものが腸管子宮内膜症とされ,最近本症の報告例が増加している。
 欧米ではMeyerの最初の報告(1908),Macker—rodtの最初の手術例(1909)以来,多数本症例が報告されているが,わが国では比較的稀な病変で,癌との鑑別が問題となることが多い。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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